国際交流・留学
International exchange and study abroad

派遣留学の体験記(中国・蘇州大学)
国際学部 国際学科 3年
[2025年9月 ‐2026年1月]
● 留学先大学の特徴とアピールポイント
蘇州は中国の中でも日本人が多く、暮らしやすい街だと思います。蘇州大学は中国の中でも古く歴史ある有名な大学であり、キャンパスもとても趣があり美しいです。海外教育学院を選ぶメリットとしては、①他の国から来ている留学生とたくさん関わることができ、友達になれること、②選択授業が充実していることの大きく2点が挙げられます。
①について、文学院に比べ1クラスの規模が大きく、発言の機会は少なくなってしまいますが、その分他の国の留学生が多く、友人を作る機会は多くあると思います。例えば、私はインド、トルクメニスタン、イタリア、インドネシア、韓国、ロシア、タイなどの世界各国から中国に留学している友人を作りました。ほとんどの留学生との交流は中国語で行うため、中国語のスピーキングは留学生との交流によって伸びたと思います。また、中国の企業見学や留学生による中国語の歌コンテストなど、留学生向けの活動も多いため、授業以外も充実していました。
②について、海外教育学院では午後の授業はすべて選択授業となり、最大3つまで選ぶことができます。私が選んだのは中国映画、武術、中国手芸の3つでした。どの授業もとても楽しめましたが、特に武術ではただ先生から技術を教わるだけではなく、校内の冬至パーティーのステージに立つ中国人の武術クラブの生徒と交流するなど、とてもよい経験がとなりました。また、①にも共通しますが、これらの選択授業では自分と中国語のレベルが異なる留学生とも交流するため、中国語レベルの向上にとても役に立つと思います。
● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
中国語の能力は格段に伸びたと思います。特にリスニングとスピーキングです。授業外でもなるべく中国語を使い、わからなかったら聞き返したこと、わからない単語を聞きなおしたこと、調べた単語はメモしておいたことが良かったかなと思います。
また、新しいことに挑戦することができたのも良かったです。選択授業の武術のクラスでステージ発表に参加して本当に良かったと思います。ほかにも、クラスのインド人の友人と中国語の歌コンテストに出場したり、冬至パーティーで一緒に歌ったり、クラスメイトの家でクリスマスパーティーに参加させてもらったり、同じクラスのルームメイトとピクニックをしたり、クラスの食事会の企画をしたり…日本にいた時は何か新しいことを始める時には、リスクを先に考えてしまい、何か理由をつけてやめてしまうことが多かったです。「せっかく留学しているんだから、なにかやらなきゃ」という思いからでしたが、結果的に挑戦することに対する考えを変えることができました。
これからは中国語を学び続けるのはもちろん、新しいことにも積極的に取り組んでみたいです。また、中国でできた友人と連絡を取り続け、中国へ遊びに行きたいです。
〈授業風景〉
● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
留学してみたいという気持ちが少しでもあるなら、ぜひ勇気を出して挑戦してほしいと思います。不安や迷いがあるのは当たり前で、私自身もたくさん悩みました。確かにお金や準備の面で大変なことはありますが、奨学金制度などの支援もあり、工夫次第で道は開けます。生まれ育った国を離れ、慣れない環境で生活することは簡単ではありません。それでも、その一歩を踏み出した先には、想像以上の経験と、自分自身への大きな自信が待っています。留学で得たものは、きっとこれからの人生の支えになるはずです。
また、海外の人々と交流する中で、日本を外から見つめ直すことができました。世界には日本に強い関心を持ち、日本を好きだと言ってくれる人がたくさんいます。そのことを知り、私は以前よりもさらに日本を誇りに思うようになりました。少しでも「行ってみたい」と思う気持ちがあるなら、その直感を大切にしてほしいです。留学は、あなたの世界を確実に広げてくれます。
〈学食ランチ〉
● 最後に
日本を離れてから最初の1か月は、とても長く感じられましたが、それ以降の時間はあっという間に過ぎていきました。ルームメイトになった友人と、放課後や休日もほとんど一緒に過ごしていたおかげで、泣きたくなるほど辛い思いをすることはありませんでした。正直に言えば、早く日本に帰りたい、早く家族に会いたいと思うことも何度もありました。しかし、中国でできたかけがえのない友人や、お世話になった先生方、寮母さんと別れるときには、強い寂しさを感じました。帰国した今では、日本の外、母国語が通じない環境で5か月間学んだ経験が、私にとって大きな自信となっています。
留学にあたっては、かつて広島市立大学に留学していた中国人の友人に大変お世話になりました。最寄り駅まで迎えに来てくれたことをはじめ、ほかの日本人を紹介してくれたり、銀行口座の開設や携帯電話の契約手続きを手伝ってくれたり、日用品の買い物に付き合ってくれたりと、挙げればきりがありません。また、右も左も分からない外国人である私に親切に接してくれた現地の方々、半年という短い期間にもかかわらず仲良くしてくれたクラスメイトや先生方、経済的に支援してくれた両親、国際交流推進センターの方々、そして半年間ルームメイトとして多くの面で支えてくれた友人に、心から感謝しています。
【関連リンク】
お問い合わせ先
国際交流推進センター(講義棟104)
TEL:082-830-1784
E-mail:iepc&m.hiroshima-cu.ac.jp
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