国際交流・留学 International exchange and study abroad

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トビタテ!留学JAPANでマレーシアに留学しました

国際学部4年の宮崎こももさんは、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」に採用され、マレーシア科学大学に留学しました。

本学における「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」採用関連ページはこちら

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【留学期間:2022年4月~2023年2月】
【留学国:マレーシア(ペナン)】
【留学テーマ:「日本の中小企業×スラムの潜在能力 」で国際協力の裾野は広がるのか?

●留学先大学の特徴とアピールポイント
 マレーシアでは多文化が当たり前であるため、留学生にとってもフレンドリーな印象です。また、USM(マレーシア科学大学)は留学生に対して様々なイベントを開いてくれるので、友達作りには全く困りません!大学はバスやスクーターで移動するほどキャンパスが広く、カフェテリアも10軒以上あり、設備も充実しています。私は、mindenという自習室でよく過ごしていました。自習室ですが、ソファーがたくさんあり、そこに行けば必ず誰かに会える素敵な場所でした。留学最終日もそこへ足を運び、みんなとお別れをして大号泣したのもいい思い出です。USMでは市大では想像できないような大規模なキャンパスライフを送ることができます!また、大学の授業は、グループ課題がとても多く、授業終わりにクラスメートと課題を一緒にするのが日課になっていました。


〈大学のモスク〉


〈大学の周辺〉
 海が近く、たくさんの飲食店がある

             
●留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
 留学での一番の収穫は、自分を知ることができたことです。私は1年の留学で、国籍や年齢問わず何百人という様々な人と関わってきました。楽しいことはもちろん、時には留学生間や現地の人の壮絶なゴシップに巻き込まれてしまうこともありました。しかし、それも全ていい思い出です。また、マレーシアは多民族国家であるため、民族、宗教、政治の話を友達同士でもよくします。このような経験から、いろんな人、価値観、文化を知り、その中で自分はどのような考えのもと、どう行動するかが明確になりました。


〈友人と〉
 マレー伝統衣装(baju kurung)を着て


〈友人と〉
 大学の国際文化交流フェスティバルにて

●これから留学を希望する後輩へのメッセージ
 私が思う留学で大事なことは「人に頼ること」です。留学準備を始める前の私は、人に頼ることが苦手で、なんでも自分で何とかしなくてはと思ってしまう性格でした。しかし、留学準備や留学をする中で、分からないことだらけであったため、必然的に人に頼るようになりました。周りの人に頼るとその人たちは必ず助けてくれます。さらに、そこから新たな関係性が生まれるということを身をもって実感しました。留学中は、「迷惑をかけてしまうかな」なんて考えすぎなくていいんです。「何も分からないから助けて!」ぐらいの図々しいマインドで生きていった方が遥かに周りの人といい関係を築くことができると思います。これからマレーシア留学を考えている後輩の皆さん、分からないことがあればなんでも頼ってきてくださいね。私で良ければ全力でお応えします!


〈学食ランチ Nasi Kandar〉
 ご飯にカレー味の様々な具材を盛りつけた料理
 
 学食だと300円ほど


●最後に

 私は1年間で現地になじみすぎて、留学終盤には「マレーシア人よりマレーシア人になってきたね」とマレーシア人の友達によく言われました。マレーシアなまりの英語を話し、誰よりも住んでいた地域(ペナン)に詳しくなっていたからだと思います。その言葉は留学を通して現地人になるという私の密かな留学目標達成が裏付けされた言葉でとっても嬉しかったです。


〈友人の卒業式〉
 左が宮崎さん


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