[11月11日~12月2日 開催] ヒロシマ・アピールズと学生による平和ポスター展「PEACE PIECE」
1983年にスタートした「ヒロシマ・アピールズ」ポスタープロジェクトは、「ヒロシマの心」を、言葉を超えて広く国内外に訴えることを目的として、現在は、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会〈JAGDA〉(佐藤卓会長)広島地区、一般財団法人広島国際文化財団、公益財団法人ヒロシマ平和創造基金が主催し、JAGDAを代表するデザイナーが毎年1枚、ボランティアでポスターを制作しています。
第1回作品の「燃え落ちる蝶」は1983年、当時JAGDA会長だった故・亀倉雄策氏が制作し、後に「第6回ラハティ国際ポスタービエンナーレ展」で最高賞を受賞するなど、大きな反響を呼びました。これまでに制作したポスターは、毎年広島市への寄贈を行っています。
また、2019年10月平和首長会議総会(東京)参加者への贈呈、2019年11月ローマ教皇の広島訪問に際し広島市より歴代ポスターを贈呈、2019年10月からラトビア、オーストリア、ドイツなどへ歴代ポスターの展覧会を巡回するなど国内外に向けて反核、戦争の悲しさを訴え、平和を希求する心を発信し続けています。
この度、JAGDAから本学へ「ヒロシマ・アピールズ」ポスター全26作品を寄贈いただきました。現在も紛争が続く世界や、2023年の広島でのG7などを鑑み、広島市立大学として平和を願い、メッセージを伝える企画としてこのポスター展を開催いたします。
さらに、学生たちが考える平和ポスターも同時に展示します。一枚(1PIECE)に込めた彼らの思想も感じていただければ幸いです。
■会 期:2022年11月11日 金曜日 ~ 12月2日 金曜日
(ただし11月26日 土曜日・27日 日曜日は総合型選抜入試のため休館)
■時 間:10:00 ~ 17:00 (土日祝は16:00まで)
■会 場:芸術資料館5階展示室 入場無料
■展示作品:
(公社)日本グラフィックデザイン協会から寄贈された1983〜2022年に発表された26点の「ヒロシマ・アピールズ」ポスターと芸術学部デザイン工芸学科視覚造形分野の学生による平和ポスター30点。
- *予告なく展示作品が変更になる場合があります。
【主 催】 芸術資料館
【お問い合わせ】 芸術資料館 Tel:082–830-1821
芸術学部分室 Tel:082-830-1507 Fax:082-830-1658