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[10月27日 – 11月11日 開催] 日本画制作の現場IV -菅原健彦展-

 本展は平成30年度特定研究・先端学術研究『日本画制作の現場Ⅳ―「創作」について、日本画の制作過程および作家の言葉からの考察―』における実践的な試みとして開催する展覧会です。現在国内の第一線で活躍する日本画家の作品およびその制作過程で生み出される実験資料を通じ、絵画における「創作」という営為について、包括的・体系的に迫ることを目的としています。 
 平成14年度に始まり10回目の企画展となる今回は、国内外で活動を行う菅原健彦氏に焦点を当て、日本画作品を中心に、スケッチやエスキース(下絵)、下図などを一堂に展示、また日本画制作の現場となるアトリエ風景を写真パネルで紹介します。
 また併催企画として、菅原健彦氏を迎えた座談会を開催します。展覧会に出品している作品の解説や、日本画制作について日常的にどのように考え、また若い頃どのように考えていたかなどについて、本学日本画専攻教員との対談形式にてお話を伺います。


会期:平成30年(2018)10月27日(土)- 11月11日(日)
時間:10:00 – 17:00
会場:芸術資料館5階展示室  入場無料

■いちだい知のトライアスロン講座 座談会
  11月9日(金)180019:30
【パネリスト】
菅原健彦(京都造形芸術大学教授)
藁谷実 (本学芸術学部教授、芸術資料館長)
今村雅弘 (同准教授)
前田力  (同准教授)
荒木亨子 (同准教授)


菅原健彦 略歴
1962 東京生まれ
1989 多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業
1994 五島記念文化賞新人賞
2004 「第2回東山魁夷記念日経日本画大賞展」大賞ほか受賞歴多数
2012 パリの画廊にて個展


出品作品
「谷中Y字路」 1993
「Pupu Springs」 2007
「雷竜図」 2009
「三春夜桜」 2015
ほか、ドローイング、スケッチ、アトリエ写真など

*予告なく、出品を変更する場合があります。

【主催・お問い合わせ】
広島市立大学芸術学部日本画研究室 Tel:082-830-1622
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