平和学研究科 Graduate School of Peace Studies

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博士後期課程

博士後期課程
平和創造および平和維持に貢献することを目指して

2019年4月の平和学研究科修士課程の設置に続き、2021年4月に新たに設置する博士後期課程では、平和学をはじめ国際政治学、国際法学、国際関係論等に関連する専門領域の分析手法を修得し、その上で、現実の諸問題を専門的かつ総合的に分析する能力を有するプロフェッショナルな人材を養成することにより、平和創造および平和維持に貢献することを目的としています。

博士後期課程の概要

●養成する人材像
①グローバル/リージョナル・ガヴァナンスの構造と人間の安全保障との関連を洞察できる能力を持ち、同時に、人間の安全保障と国際平和の制度構築に向けた有効な平和政策を考案できる研究者
②高度に専門的な知識を持ちつつ平和創造および平和構築に向けた国際公共政策の立案・策定に貢献できる国際公務員、国際NGO・NPOの職員、および公共政策・国際関係の実務に携わる国家公務員・地方公務員
③今日の国際紛争およびグローバル問題など様々な事象を科学的かつ複眼的に分析する手法を修得し、同時に市民社会や国際社会に向けて平和創造の視点から発信する力を有するジャーナリストおよびマスメディア専門家

●取得できる学位:博士(平和学)
●修業年限:3年
●入学定員:4名

  • パンフレット
  • カリキュラムの特色

    博士後期課程では、博士学位論文の構想作成に必要な学識を身につける特殊研究科目をまず修得します。その上で、博士学位論文の作成に必要な研究指導を段階的に行う研究演習科目(平和学研究演習 Ⅰ~Ⅵ)での指導を通じて、博士学位論文の完成を目指す教育課程を編成しています。

    特殊研究科目

    各分野において、博士学位論文の構想作成に必要な学識を身に付けます。

    科目区分 授業科目の名称
    特殊研究科目 グローバル・ガヴァナンス論特殊研究、現代社会と平和特殊研究、現代国際法と平和特殊研究、日本国憲法と平和主義特殊研究、核と歴史特殊研究、グローバル・ヒバクシャ特殊研究、軍縮国際法特殊研究、安全保障論特殊研究、グローバル・コミュニケーション論特殊研究、平和思想と平和運動特殊研究、東南アジアの紛争と協力特殊研究、韓国・北朝鮮外交と核問題特殊研究、現代中国の政治と外交特殊研究、日本の近現代史特殊研究、国連論特殊研究