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田儀 千尋さん


あらゆる壁を無くし
人とつながる楽しさ
感じ続けたい

 


国際学部 国際学科 3年

田儀 千尋(たぎ ちひろ)

 

 

 

 

 

※学年、掲載内容は取材当時(2024年12月から2025年3月)のものです。

 


パラスポーツへの注目度に疑問を持ったことが始まり

元々、人とのつながりを大切にした活動が好きで、2年次には地域共創センター(※1)が募集したいちだい地域共創プロジェクトに参加していました。これは教員・学生が地域の関係者と協働して課題解決に取り組む事業です。私はカープかたりべの会と連携してカープの歴史を語り継ぐ活動に参加し、語り部を務めたり、カープ選手とセレモニーに参加したりしました。3年次には自分で事業を立ち上げる市大生チャレンジ事業(※2)に取り組みました。スポーツが好きで、オリンピック・パラリンピックをテレビで見ると「どうしてパラリンピックはこんなに注目度が低いんだろう」と気になっていました。自分の好きなスポーツという分野で、障がいの垣根を越えて一緒に活動できる何かをしたいと思ったことが、私たちが立ち上げたプロジェクトである「パラパリ」(パラスポーツを楽しむパリピたち)活動の始まりでした。

地域共創センター ※1
大学と地域の連携を推進する中心機関。研究成果の産業界への還元のほか、公開講座の開催、学生の地域・社会貢献活動の支援も担当。

市大生チャレンジ事業 ※2
大学が活動費の一部を助成し、学生が自ら選定した課題や地域などから提案のあった課題に取り組む、地域・社会貢献事業の一つ。


パラリンピックの種目でもあるボッチャを学内で体験。


大学祭ではチャレンジドの生活を実感できる企画に挑戦

パラパリの活動を進める上で、まずは障がいのある方のことをもっとよく知る必要があると考え、自分たちの活動に対して協力してくれる地域の方を探すことから始めました。その中で、地域共創センターの協力も得て「白い杖SOSシグナルを広める会広島」の方と巡り会えました。


大学祭の準備は学外の方と協力しながら進めた。

パラパリの活動では身体に障がいがある方を「チャレンジド」と呼び、大学祭でチャレンジドの方の生活を体験できるコーナーを設置しました。チャレンジドの生活において不便さをイメージする方もいるかもしれませんが、実際にはどのようなことに困っているのか、また逆に障がいがあってもどのようなことができるのかについて気付いてもらいたいと考えました。当日は白杖体験や、目隠しした状態で触っているモノを当てる体験を実施。最初は緊張した表情で来られた方からも、体験後には「困っている方がいれば声をかけてみようと思った」などの感想を多く聞くことができました。交流の様子を見ていると、これからもこのような場を増やすことで、障がいに対する理解を深め、多様性を認め合える社会を実現できるのではないか。そう強く感じました。


実際にアイマスクを着けて白杖を使う体験の様子。


アイマスクはカジュアルなイラストで、誰でも体験しやすいように工夫。


メンバーのみんなでわいわいしながらアイマスクを作る時間も楽しんだ。


垣根なく笑顔が生まれた地域でのつながり

市大には地域志向特定プログラム(※3)があり、1年次から地域に関連する授業を多く受講していました。所属する国際学部のゼミでも、三原市で米作り体験をしたり、カンボジアで現地の子どもたちと運動会をしたり、国内外を問わず地域と関われる活動を経験しました。カンボジアでは日本語はもちろん、英語も通じませんが、スポーツを通じてみんなで協力し、子どもたちと共に笑い、汗を流した経験は忘れられません。国、言語、人種、たくさんの違いを越えて人とつながることの楽しさを感じました。

地域志向特定プログラム ※3
全学共通系科目と専門教育科目によって構成する地域志向型のカリキュラム。


スポーツを通して生き生きと自分らしく

パラパリやゼミでの活動を通じて、直に交流することの大切さや楽しさを実感することができました。今後は、パラスポーツを地域や学校の縛りなく、やりたい人で集まってやるような機会を作れたらと思います。将来は、スポーツの魅力を多くの人に伝えたり、スポーツを通して国籍の違い、障がいの有無などさまざまな背景を持った人とつながることができる仕事に興味があります。地域の人が生き生きと活動するのを目の当たりにしながら大学生活を送ってきたので、私自身も地域の人に負けないくらい、生き生きとした社会人生活を送りたいです。


社会人になっても、多くの人がつながり、躍動できるような場を創り出していきたいと考えている。

 



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電話:082-830-1666
FAX:082-830-1656
E-mail:kikaku&m.hiroshima-cu.ac.jp
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