国際交流・留学 International exchange and study abroad

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2018年度短期語学留学体験記(ハワイ・ハワイ大学マノア校)

ハワイ大学短期語学留学



私には中高生の頃から「留学」への漠然とした憧れがありましたが、大学生になっても自分の英語に自信がなく、ずっと決心がつかないでいました。しかし、同じ気持ちを持った同じ学部の友人、そして英語レベルは気にしなくていい、と言ってくださった先生のおかげで、今回の留学プログラムに参加することができました。

 初めての海外渡航に緊張していましたが、それが杞憂だったと思えるくらいハワイの海は綺麗で、毎日気持ちのいい天気が続いていました。ハワイは観光客が溢れているイメージでしたがそうとも限らず、授業の後や休日には積極的に外に出て、ありのままのハワイを楽しみました。また、ハワイ大学での英語の授業は、今まで私が体験した学校の授業のものと比べ物にならないぐらい楽しく、先生の教え方も丁寧で学ぶことが多く、2週間で自分でも実感できるほど英語を話す能力が向上しました。それにより、更に英語を聞き取れる様になりたい、もっと話したいという気持ちも大きくなっていきました。 そして、特に私が良い経験になったと感じたのは、Pearl Harborでの見学とボランティア活動です。私の知らなかったことや勘違いに気付かされたことも多く、活動を通して私自身の価値観にも少し変化があったと思うし、何より広島で生まれ育った人間として行くことができて本当に良かったです。また、Japanese Culture CenterやBishop Museumなど、友人との観光旅行だったらおそらく訪れていなかった場所に行けたことも、とても良い経験になりました。

 ホストファミリーはとても親切で、良い意味でお客様待遇が無かったため、ゆったり過ごせました。ホストマザーは忙しく、他のステイ先に比べて食卓での会話はあまりできませんでしたが、代わりに用意してくださった食事に添えてある手紙を読みながら食べることが楽しみでした。また、外にいる時も地元の知らない子供と話し、遊び、店員さんと積極的にコミュニケーションをとることを心掛けていたため、今では日本語の通じない相手にも臆することなく話し掛けられるようになりました。

 2週間という短い期間ではありましたが、今回の短期留学は、ただ自分の英語レベルを向上させるものではなく、「観光地ではないハワイ」を体験する良い機会になったと思います。滞在中の一瞬一瞬が充実した時間でした。

情報科学部知能工学科2年 有住日菜

                                                                                                           


  • ホストマザーが準備してくれた手紙付きの食事


  • 終了式のパーティーで(右端が筆者)


  • 帰国前夜に見たワイキキビーチの花火


  • 青い空のワイキキビーチ


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広島市立大学語学センター
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