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広島市立大学

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学生座談会

テーマ 「広島市立大学での大学生活について」

国際、情報科学、芸術、各学部の学生3人それぞれの視点で、各学部の学びや特徴、大学生活、広島市立大学の魅力について語ってもらいました。
学生座談会

国際学部 国際学科3年 鄭 得佑さん 新北市立秀峰高級中學出身(写真:左)
情報科学部 医用情報科学科4年 原 くるみさん 島根県立平田高等学校出身(写真:中央)
芸術学部 デザイン工芸学科 視覚造形3年 竹松 真衣乃さん 広島市立基町高等学校出身(写真:右)

———新型コロナウイルス感染拡大の影響で、本日の座談会はオンラインでの開催となり、大学でも異例の新学期となりましたが、どのように過ごしていますか?

今のところ全学部、前期の授業は原則としてオンラインで受講となっています。私は4年次なので授業はほとんどありませんが、研究室のミーティングや、就活では面接や説明会もオンラインで実施されています。
オンライン授業は目が痛くなりますね(笑)。友達に会えないのはさみしいのですが、ビデオ通話などで話しています。
竹松
私はパソコンがあれば制作はできるのですが、油絵や彫刻などほかの専攻は大変そうです。これからスタートする就活にも、いろいろと不安はありますね。

———市大の志望動機や現在学んでいる内容は?

私は台湾出身です。通っていた高校と広島県の高校が姉妹校で、ホームステイで日本に来るなどつながりがありました。そこで日本と広島に魅力を感じ、来日して通っていた日本語学校の先生からアドバイスを受けて市大に進学することに。今は「国際政治・平和」「多文化共生」の両プログラムを中心に学び、ゼミでは哲学を研究しています。
竹松
幼い頃から絵を描くのが好きで、中高と美術部に所属し、自然と芸術方面を目指すように。絵や工芸などさまざまな芸術に触れる中で、コンピュータグラフィックスに興味を持つようになりました。自分の世界で完結するのではなく、相手に伝えたいことをどのように表現するか、コミュニケーションのツールとして考えるのが面白いです。私は広島出身で、県外への進学も考えましたが、市大は充実した環境の中でやりたいことが学べますし、地元という安心感もありました。芸術だけでなく国際や情報などの学生から刺激を受けられるのも大きな魅力です。
情報分野というより医療に関わるものづくりに興味があって、市大の医用情報科学科ならそれが学べると思いました。地元の島根県は高齢化が深刻で、介護職に従事する母の姿を見て、高齢者や医療や介護で働く人を手助けできるシステムや機器を作りたいと。一人暮らしは不慣れなことが多くて最初は大変でしたが、徐々に自分でできることが増えて今は楽しんでいます。



———
部活やサークル、アルバイトなどは?

コンビニで早朝6時から9時までアルバイトをしているのですが、大学と違って幅広い年代の人と多く関わるので、とても良い経験になっています。
ワンダーフォーゲル部とS2(エスツー)というサークルに所属しています。S2(エスツー)は2つのグループに分かれていて、1つは毎年の8月6日に向けて平和活動に取り組む「国内」、もう1つはフェアトレードに貢献する「TFT」。僕は主に国内グループで活動しています。広島は平和のまちで知られていますが、平和を考える機会は8月6日だけではありません。かつて毒ガスの製造工場があった大久野島でもフィールドワークを実施しました。いろいろな情報を得ることで、戦争に勝った負けたという二元の考えではなくなり、戦争で傷ついた人やトラウマを受けた人などに話を聞く中で、平和や戦争へのイメージが変わりました。毎年8月6日に平和記念公園で碑巡りをするのですが、一つひとつの碑をきちんと見て、そこに込められた意味を感じ取るようにしています。ワンダーフォーゲル部では学校の裏山を中心に、長期休暇には県外の山にも登ります。大学の裏山から見下ろす風景もとても素晴らしいですよ。
竹松
私は普段は創作活動に専念しているので、部活やサークルなどには所属していないのですが、長期休暇などを利用して短期でアルバイトをしています。夏休みにWEB広告デザインの仕事を手伝わせてもらったのですが、将来社会に出たらこんな形で仕事を進めるのだと分かり、とても良い経験になりました。大学の授業でもターゲットなどを想定して作品を作るのですが、いざデザインの現場に携わると現実味があって、その仕事の向こう側に誰かがいる実感が湧き、やりがいを感じられました。市大出身の先輩もいて交流できたこともうれしかったです。



———
他学部のメンバーに聞いてみたいことは?

原さん、同じ部活に医用情報の人がいて、話を聞くと勉強が大変そうなイメージがあるのですが、どうですか。
確かにレポートの課題は多い方なのかもしれませんが、学生の人数が少ないので、先生にとても丁寧に教えてもらうことができます。そのおかげで、私もレポートを乗り切ることができました。
竹松
国際学部はいろいろな国に旅行や留学をしている人が多いイメージですが、鄭さんは大学に入って海外に出たことはありますか。
私の場合は帰省だけで、ほかの国には行ったことがないのですが、学内でも第二外国語など他言語に触れる機会もあり、留学生とふれあうこともでき、国際交流の機会はたくさんあります。
竹松
私も大学ではまだ海外に行ったことがないのですが、時間のある大学生のうちに行きたいと思って、今年の夏にタイに旅行を計画していたんです。でも新型コロナウイルス影響で断念しました…。機会があればいろいろな国を見てみたいです。
芸術学部は座学よりも圧倒的に作業が多いように見えます。
竹松
今年になってから座学はほとんどなく、課題が出て、作品を作って、先生から講評をもらうという流れを繰り返しています。



———
高校生活と大学生活の違いは?

高校は決められた授業が時間割通りに進みますが、大学は自分で講義を選び学んでいくので、自主性が鍛えられます。私の場合、医療に関わるものづくりを学ぶのが目的なので、関連の講義を1年次から取っていました。自ら実験して出た結果をレポートにまとめるという作業を通じて、物事についてより深く主体的に考えるようになったと思います。
竹松
私も、原さんが言われたことが一番大きいと思います。大学は時間の使い方も自由。高校ではクラスが決まっていて、必要なことは先生が伝えてくれましたが、大学では基本的に自分で掲示板やメールをチェックして行動や予定を管理しなければなりません。自分に委ねられる部分が多いところが高校と大きく違います。時には楽したいと思うこともありますが、そこは自分との戦い。先のことまで考えて、今怠けると後で苦労するのは自分だと思って頑張るようにしています。

大学は髪型も自由です(笑)。

就活の時は髪型や服装には気を遣いますけどね。



———
入学して実感している市大の魅力は?

竹松
いわゆる「芸術大学」とは違って国際学部も情報学部もあって、芸術学部以外の人とも交流できるので、自分にない知識に触れて幅が広がります。ほかの学部の人と共同で作品を制作している先輩もいますし、いろいろな学部が集まっている大学ならではの魅力だと思います。
竹松さんもいわれたように、学部にとどまらず幅広い知識や分野に触れられるのが魅力。私は情報科学部ですが芸術系や国際系の科目、平和科目も取れますし、広場などに芸術学部の作品が飾られているので日常的に芸術に親しむこともできます。
豊かな自然に囲まれていて、キャンパスの芝生も美しい。秋になるとイチョウも。規模は大きくありませんが、すてきなキャンパスです。学生証を提示すれば広島県立美術館とひろしま美術館の入館料が無料になるのもうれしいところ。その制度も有効活用して、私は「いちだい知のトライアスロン」で図書60点、映画40点、芸術鑑賞20点、合計120点の読書と鑑賞を達成し、それぞれについてのコメントを大学の図書館ページに書き込んで「知の鉄人」に認定されました。入学時は日本語力が足りず講義の内容が理解できないこともありましたが、新書をたくさん読むうちに専門用語も分かるようになり、知識が付くにつれて講義の内容も理解できるようになりました。

——— 将来の夢は?

今ゼミで研究している哲学にはまっています。大学院に進学するつもりなので、卒業後は台湾に戻り、高校や中学で子どもたちに哲学の素晴らしさを伝えたいと思います。
竹松
今学んでいることを生かせる仕事、特にグラフィックデザイナーに憧れています。自分に何ができるかまだ分かりませんが、作品を見てくれた人に何かしら影響を与えられるようなデザインをつくりたいですね。やりたいことを思いついても、実力不足だったり苦手分野だったりして形にしきれないことがあるのですが、アイデアを出すのがとても好きなので、自分の良さを生かし、ほかの人の力も借りながら、自分一人でなくチームで得意分野を発揮できるような仕事ができたらいいなと思います。

これまでの実習や就活などを通じて医療に関わるシステムや機器を扱う企業を見て、いずれそのような会社に入社し困っている人を助けられるものづくりに携わりたいという思いが強くなりました。授業の一環で病院実習に参加した時、実際に機器やシステムを使う現場の看護師さんやお医者さんの立場に立ってものづくりをしなければと感じました。

——— これから入学する人たちへのメッセージ

大学では自由な時間も増えて、やりたいことに取り組める時間も増えますが、高校生の今しかできないこともあります。今のうちにいろいろな経験を積んでください。
竹松
大学に入ったら専門の勉強が中心になります。たとえば私なら芸術の実習がほとんどです。でも何をするにしても知識はあればあるほど役に立ちます。高校の時は芸術以外興味がなく、早く大学に入って思う存分絵を描きたいと思っていましたが、大学に入った今、高校の時にもっと歴史を学んでおけばよかった、英語を勉強しておけばよかったと思うことがあります。ですから、受験のためだけでなく自分の糧になると思って、高校生のうちにいろいろなことに興味を持って幅広い知識を吸収してください。
台湾の高校生へ。留学には勇気がいるかもしれませんが、今言語力が足りないからと自信をなくさずに、一歩を踏み出して頑張りましょう! 最後に、原さん、竹松さん、今は大学に行くことができませんが、通常の授業に戻り大学で会ったら、いつでも声をかけてくださいね!

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