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新型コロナウイルスに係る学生・教職員への学長メッセージ(4月6日更新)

2020年4月6日


広島市立大学の学生・教職員の皆さんへ


理事長・学長 若林 真一



 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るっています。4月5日時点において国内の感染者は3000人を超え、広島県内の感染者は15人、広島市内は9人となっています。そうした社会状況の中、お知らせしておりますように、本学は2020年度前期の授業開始日を4月20日 月曜日 に繰り下げました。本日、授業開始を2週間後に控え、理事長・学長として学生・教職員の皆さんに改めて以下のことを要望します。

 1.(全員向け)ウイルス感染防止対策の徹底をお願いします  
 本学はウイルス感染防止対策に組織の全力を上げて取り組んでいます。しかしながら、組織としてできる対策には限りがあります。そのことをご理解いただき、学生・教職員の皆さんにも個々人としてウイルス感染防止対策の徹底をお願いします。具体的にお願いしたいことは、大学ウェブページ「【注意喚起】新型コロナウイルス感染症について」をご参照下さい。特に、体調管理には十分に注意し、少しでも体調に異変を感じた際は、適切で迅速な対応をお願いします。

 2.(学生向け)社会の一員であるという自覚を持った行動をお願いします  
 1にも関係しますが、現在のような社会状況においては、社会の一員であるという自覚を持った行動が特に強く求められます。最近の新型コロナウイルス感染拡大に関して、若者の行動が批判的に報道されることが増えています。例えば、カラオケに大勢で行く、コロナウイルスに関する不確かな情報をネットに流す、外国人をネットで中傷する、などの行為です。新入生も含めて学生の皆さんは社会の一員であるということを自覚し、適切な行動を取ることを強く要望します。

 3.(教職員向け)気づき、意見、アイデア等あれば、お知らせください  
 コロナウイルス感染防止や、感染防止に配慮した授業の実施については、大学執行部を中心に関係する教職員で対策を練り、実施に移していますが、関係者だけで完璧な対策を考え出して実施することは難しいのも現実です。ご自分の業務に直接は関係していなくても、お気づきの点やアイデア等があれば、ご遠慮なくkikaku@m.hiroshima-cu.ac.jpにメールでお知らせ下さい。

 新型コロナウイルスに対しては、まだまだ長く厳しい戦いが続きそうです。この難局の打開にむけて、これまでもご尽力、ご協力いただいてきた教職員、学生の皆さんに心より感謝申し上げます。私は理事長・学長として陣頭に立って今後も新型コロナウイルス対応に当たる所存ですので、学生・教職員の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
  本学の全構成員がワンチームとなって、この難局を乗り越えましょう。

以上

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