国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記 (中国・蘇州大学)


国際学部 国際学科 4年  長野 春風さん

 中国・蘇州大学
[2023年8月 ‐2024年1月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
 文学院を選べば、1クラス5人ほどで、どの授業でも発言機会が多く中国語の能力が格段に上がると思います。先生たちはとても温厚で親切です。わからないことやちょっとしたことも、いつでも気軽にWeChatでメッセージ出来る環境でした。先生だけでなく、同じ寮の友達や先輩たち、寮母さんも助けてくれます。また、留学生向けの文化体験などいろいろな活動があり気軽に参加できます。例えば、国際週という留学生が各国の文化や食べ物を紹介したり、屋台を出して交流する文化祭のようなイベントがあります。そこでは、留学生だけでなく現地の中国人学生とも交流できる貴重な機会です。他にも日本語クラブなどに参加すれば、中国人学生とも交流できる機会があります。日本人は本当に少ないのでいろんな国の人たちと交流することができます。大学施設については、校内にスーパー、病院、銀行、スタバ、ファミマ、学食がそろっており、生活には困りません。

 蘇州は観光地であり、中国有数の水郷、中国式庭園など昔ながらの街並みを楽しむことができます。大学から繁華街まで地下鉄で1駅、新幹線(高鉄)に乗って30分で上海にも行けるので、遊びに出かけるにも便利です。


〈大学校舎〉街の中心までは地下鉄で1駅

〈大学周辺〉観光地として知られる平江路


● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
 中国語の能力(特にスピーキングとリスニング)が上がったことはもちろん、いろんな人とのつながりができました。中国人、韓国人、マレーシア人の友達とは今でも連絡を取り合っています。いろんな人たちと関わってってきて、いろんな生き方があることを知り、今後の人生の選択肢が広がったと思います。今後も引き続き中国語の勉強を続けていきたいのと、中国で友達もできたので、これからも時間を見つけて中国に遊びに行きたいと思っています。
 
〈授業風景〉文学院では1クラス5人ほど

〈ルームメイトと〉


● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
 とにかく機会があれば何でも挑戦すること!日本人だけでなくいろんな国の人と積極的にコミュニケーションをとること!とにかく中国語を勉強すること!

〈学食ランチ〉10~15元くらい


● 最後に

 授業も放課後も、休みの時の旅行もすべてが楽しかったです。休む暇もなくとにかく充実した半年でした。私の場合、ルームメイトと一番仲の良いクラスメイトが韓国人で、授業中は中国語、放課後は韓国語を話していて頭が爆発しそうでした(笑)。そのため、週に2回の日本語クラブ(日本語科の学生が参加しているサークルのようなもの)に通って、そこで日本語をたくさん話すことでストレスを発散していました。そのおかげで、中国語だけでなく韓国語も驚くほど上達しました。今ではその韓国人の友達たちと中国語と韓国語でどんな話題でも話すことができます。

 また、留学中だからと日本人と距離をとるのではなく、適度な距離で助け合うことも大事です。いざという時に助けを求めやすいのはやっぱり日本語が通じる日本人です。私は国籍問わずいろんな人と積極的に交流できて、本当に毎日充実した留学生活が送ることができました。これも国際交流推進センターの皆様、ゼミの先生、蘇州大学の先生方ほか、私の留学に関わっていただいたすべての皆様のおかげです。本当にありがとうございました。感謝してもしきれません。これ以上ない最高の留学でした。

 
〈南京旅行にて〉






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