国際交流・留学
International exchange and study abroad
派遣留学の体験記 (韓国・西京大学校)
国際学部 国際学科 4年
[2023年2月 ‐2023年7月]
● 留学先大学の特徴とアピールポイント
とても大きな大学で校内に食堂や売店がいくつかあり、食堂も5500ウォンぐらいで食事をすることができます。また美容学科が有名な大学ということもあり校内には美容院が2つもあります。他にも銀行、郵便局などがあるためお金をウォンに替えたり、振り込んだり、帰国前に荷物を送るなど簡単にできました。私は日本語学科に在籍していたのですが、日本に興味がある学生が多く、先生方も良くしてくださり日本語学科の学生との繋がりもできました。韓国では学科長がいてその年の学科長によって行事は変わると思うのですが、私がいた学期ではMTと呼ばれる合宿や学期はじめと学期終わりの食事会などがあり、行事を通してより多くの学生と繋がることができました。
〈大学校舎〉ソウル郊外にあり、坂の上にある
● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
留学を振り返ってみると5ヶ月という期間でしたが、とてもあっという間に過ぎて行ってしまったように感じます。最初は講義についていけるのか、テストではきちんと点数が取れるのか、留学生だけで固まってしまって現地の学生との繋がりができないのではないかと不安な部分がたくさんありました。また、交換留学は学科に関することを学ぶことが中心で語学学校のように語学力を重点的に伸ばす場所ではないので、語学力が伸びているのか不安になり交換留学ではなく語学学校の方が良かったのではないかと考えたこともありました。しかし、交換留学のおかげで現地の学生との繋がりもでき韓国語を使う機会がより増えたり、一緒にご飯を食べて韓国のお酒の文化を味わうことができたり、ロッテワールドに遊びに行くこともでき交換留学をして良かったなと強く感じました。
私が留学している時に広島市と姉妹都市である大邱でユースキャンプが開催されました。留学行く前の私なら不安が勝ってしまって、また機会があればと参加していなかったと思いますが、留学を通して何事も挑戦してみないといけないという思いや自分から機会を求めにいかなければならないという考えに変わり、せっかく韓国にいるのだからという思いで応募し参加しました。約20都市の学生が参加し英語しか使ってはいけないと事前に聞いていたため英語ができない私は不安で応募したことを少し後悔しました。しかし、実際に行ってみるとサポーターとして韓国の学生がついていたり、みんながみんな英語が使える訳ではなく、中国語話者同士では中国語で会話していて絶対に英語だけ使うという環境ではなかったので、韓国の学生と韓国語で会話したり、中国語話者の学生で韓国語ができる子とは韓国語で話したりしました。また、サポーターの学生と日本の学生で食事に出かけたときは通訳のような役割をしたりと韓国語を使う環境が得られ、スムーズに韓国語で会話できたり、日本語をすぐ韓国語に訳して伝えることができた時、語学力が伸びたことを強く実感し嬉しくなりました。同時に留学に来て良かったなとも強く感じました。今後は身についた韓国語をさらに伸ばし、TOPIKでより高い級を取りたいです。
〈大邱ユースキャンプ〉韓国の伝統衣装を着て
● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
留学をしなければ得られない経験をすることができ、留学を終えた後には成長した自分に出会うことができました。不安な部分も多いと思いますが、目標に向かって一歩踏み出して挑戦してみてください。
〈学園祭〉日本語学科の出店
● 最後に
交換留学では市大の学生の他に台湾から3人の学生が来ていました。同じ講義を受けたり、部屋も近かったため仲良くなってからは一緒に食事に行ったり、カラオケ、エバーランドに行ったり、同じアイドルが好きだったため一緒にイベントを見に行ったりもしました。また、日本人学生が誕生日の時には台湾の学生の部屋に飾り付けをして、台湾の学生の誕生日には私たちの部屋に飾り付けをするなど、その日の主役を除いてケーキの準備や飾り付けなど一緒に準備をしてサプライズをしました。留学をしなければ出会うことのなかった台湾の学生とも仲良くなれたのがとても嬉しかったし、かけがえのない友達ができました。
〈青瓦台〉一般公開中に訪れた大統領官邸
〈大統領執務室〉
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