国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記(韓国・西京大学校)

国際学部 4年  賀谷 優奈 さん

 韓国・西京大学校
[2022年3月 ‐2022年6月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
 西京大学のビジネス語学部日本語学科では、日本語と韓国語での授業が受けられます。自分のレベルに合わせた履修ができるところが魅力です。また、日本語学科の教授と留学生用の授業を担当してくださる教授は全員私たち留学生をとても気遣ってくださいます。教授とご飯に行く機会もあったり、色々な話を聞ける機会もあります。一緒に授業を受ける友達はとても真面目に取り組むので、感化されて自分も一生懸命取り組むことができました。また、会食やMT(*1)など現地の学生と仲良くなれる機会が多く、日本に帰ってからもずっとやり取りできる友達ができます。学校から一番近くのソンシンヨデという街には美味しいご飯屋さんや映画館、ショッピングモールがあり、授業終わりに友達と遊びに行って交流を深めることもできます。

<大学校舎の様子>

<学校の裏庭にある公園>


● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
 留学で得たものは大きく分けて2つで、学習面では「卒業論文での研究テーマ」、生活面では「新しい友達」です。留学を通して私が一番頑張ったのは、「독도이야기(独島問題)」という授業でした。全て韓国語で進行され、毎授業後の感想も中間、期末レポートもすべて韓国語で提出します。日韓の領土問題に関する授業で、日本では受けることのできない韓国側の意見を中心とした授業を受けることができました。この授業を通して、私は卒業論文で研究したいテーマを見つけることができました。また、人脈を広げるために自分から行動することの大切さを学びました。最初は留学生ということで興味を持ってくれますが、それ以降はどれだけ自分から誘うかが大事です。新しい友達を得たことで、語学力の向上はもちろんですが、積極性も磨かれました。

<授業風景>

 <学食ランチメニュー>

● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
 留学に行ってから言えることは、迷っているなら絶対に行くべきだということです。留学に行くと周りとは違う足並みで大学のカリキュラムを組むことにはなりますが、絶対に良い経験になるし、行かなければ出会えない人たちと出会うことができます。その人たちは新しい考え方を教えてくれるし、インターネットには無い景色を見せてくれます。留学自体が終わっても、韓国でできた友達とはzoomで話したりkakaotalkを使って連絡を取ったりしています。日本でも韓国語を聞いて、話して、書く(タイピング)機会を作ることができました。このような環境が作れたのも留学に行ったからだと思います。何か分からないことがあればいつでも聞いてください!皆さんの学生生活が後悔のない、素敵なものになりますように!

<学食の様子>

● 最後に
 最後に、私が留学中に辛かったことと楽しかったことです。辛かったのは、上にも書いた「독도이야기(独島問題)」という授業です。この授業は辛くもあったし、その分一番やりがいがありました。感想文を韓国語でA4で1枚程度授業後に毎回提出、中間レポートでは韓国語の教材を読み、概要をA4で1枚にまとめる、期末レポートでは今までの授業を受けてからの自分の意見をA4で3枚程度にまとめるというものでした。興味があったとはいえ、ずっとモチベーションを保つのは難しく、しんどくて提出を諦めようとしたこともありました。最後までやり切った時は達成感がありました。逆に、特に楽しかったのは、강릉(カンヌン)(*2)という所に旅行した時です。BTSのアルバムの撮影地やトッケビという韓国ドラマの撮影地に行ったり、강릉(カンヌン)にしかない名物を食べたりしました。すっごく美味しいので、皆さんも行く機会があれば꼬막비빔밥(コマッビビンバ)(*3)を食べてみてください!



<友人たちとの食事>

*1:学科のみんなで1泊2日の旅行に行って親睦を深める会です。
*2:日本海側の沿岸部に位置する都市で、海鮮がおいしく、きれいなビーチもあります。また、BTSのジャケット撮影地やトッケビというドラマの撮影地もあるので、是非行ってみてください。
*3:あさりのビビンバです。ご飯と辛く味付けされたあさり&青唐辛子が最高の組み合わせでとてもおいしいです。강릉(カンヌン)の地元飯なので、カンヌンに行くときには絶対食べてほしいです。

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