国際交流・留学
International exchange and study abroad
派遣留学の体験記(韓国・西京大学校)
国際学部 4年 安國 由梨奈 さん
韓国・西京大学校
[2021年8月 ‐2022年6月]
● 留学先大学の特徴とアピールポイント
現地の学生と一緒に授業や部活動ができたり、日本語学科の行事にも参加したりできるのが魅力です。また、大学内にはジムや美容院、カフェなどがあり、学生なら気軽に行くことが可能です。ほかにも食堂や銀行、郵便局、コンビニなどがあり、基本的なことは学内で済ませることができるので、とても便利です。また、西京大学校は芸術系の学科が有名で、学内の劇場で学生たちのミュージカルを観ることもできます。韓国人との交流はもちろん、様々な国の留学生たちとも一緒に韓国語の授業が受けられるので、韓国以外の国の学生たちとも交流することができます。先生たちとの距離も近く、韓国語だけでなく生活のことについても相談しやすい環境です。
<大学近辺>
● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
留学で得たものは大きく2つあります。1つ目は、「誰かに頼る大切さ」です。日本にいるときは、「もうなんでも自分でできる!」という自信がありましたが、留学に来て初めて一人で生活してみて、周りの人に頼る大切さを知りました。異国ということもあり最初は分からないことや失敗も多く、語学の壁もあり不安でいっぱいのスタートでしたが、何事も最初から完璧にできる人はいません。自分ひとりで何でもできると思わず、困った時は素直に誰かに相談したり助けを求めたりすることで、問題の解決や自身の成長にも繋がり、現地での生活をより良いものにできると思います。2つ目は、「他人と比べないこと」です。留学に来ると、語学に限らず様々な面で自分よりも優れた人にたくさん出会うと思います。私自身、最初は想像以上にできないことや上手くいかないことが多く、いろいろな面で周りの人と自分を比べ、精神的に辛い時期もありました。しかし、いつまでたっても自分のできないことばかりに目を向けて、落ち込んでいても意味がないと気付きました。たとえ自分が周りの人よりもできないことがあったり、描いていた理想と違っていたりしていても、今自分ができることは何かを考え、行動することが重要だと思います。自分のペースで自分なりに努力し、今の自分を認めてあげることが大切だと思います。今後の目標は、TOPIK6級を取得することです。
<学食ランチ>
<寮の部屋>
● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
私はコロナで留学が延期となり、その間本当に自分の選択は合っているのかと不安で、何度も留学を諦めそうになりました。しかし「韓国へ行きたい」という思いは消えず、1年半待った後ようやく留学を実現することができました。コロナウイルスの影響で、留学を実現できずに卒業していった人たちがたくさんいます。留学に行けるのは、当たり前のことではありません。だからこそ、行きたいと思ったなら是非挑戦してみてほしいと思います。留学に行くと、自分の人生では出会えなかったであろう人ともたくさん出会い、様々な刺激があります。狭かった世界が一気に大きくなり、自分の夢や目標も広がると思います。また、これまで隠れていた自分の良いところや悪いところも知ることができ、自分自身をよく知るきっかけにもなります。きっと新しい自分に出会えます!
● 最後に
韓国はどこに行ってもカフェばかりなので、カフェが好きな人にとっては天国だと思います(私も休日のほとんどはカフェで過ごしていました)。辛かったことは多すぎて書ききれませんが、それらのおかげで少々のことでは動じない精神力がついたと思います。留学中の経験は、どんなことでも自分の成長に繋がると思うので、少し勇気を出して何にでも挑戦してみてください。
<現地で有名なベーグル屋>
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