国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記 (ドイツ・ハノーバー専科大学)

情報科学研究科 博士前期課程 1年
[2021年9月 ‐2022年2月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
 第Ⅰ、第Ⅱ、第Ⅳ学部のあるメインキャンパスはあまり広くはないものの、自習スペースも充実しており過ごしやすい環境である。授業期間は少し短いが、その分一か月のテスト期間が設けられている。留学生へのフォローもしっかりしており、学生チューターや大学職員にいつでも助けを求めることができる。普段の生活範囲はゼメスターチケットさえあれば移動できるので交通費を気にしなくて良い。

<第1・2・4学部のあるメインキャンパス>

<学食内>

● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
 半年と短期間ではあったが、現地の学生、他国からの留学生と交流できたことは貴重な体験になったと思う。渡航前には、新型コロナウイルス感染拡大の影響でアジア人が差別されるような事件も耳にしたが、そのようなこともなく、困った時に手を差し伸べてくれる人が沢山いた。また、語学力向上にはスピーキングが重要だと強く感じた。今までの英語学習はリスニング、リーディング、ライティングを主に取り組んでいたため、最初は英語を話すことをためらってしまう場面が多々あった。自分の考えを上手く伝えられないのではないか、適切でない単語・文法を話しているのではないかと間違いを恐れていた時間がもったいなかったと思う。今後も自身の英語学習を継続していくとともに、本学の留学生との交流も図りたいと思う。

<ホームステイ先周辺>

 <中央駅周辺>

● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
 ただ学習教材を読んだり聞いたりするだけでなく、話す力をしっかり身につけて留学に臨むことをおすすめする。英語圏でない場合は多少クセのある英語を話される場合が多く、スピードも早いため普段より聞き取りにくく感じた。また現地の言語も、旅行で使える程度からで良いので学習しておくとなお良い。本学の留学生とコンタクトをとったり、ランゲージチューター制度を活用して外国語を話す機会をぜひ増やしてほしい。留学期間は積極的に話すことが、自身の語学力向上に繋がると思う。

<スーパー>

● 最後に
 留学は人生で何度もできることではないので、今回貴重な経験になったと思う。現地の方々と交流する中で、お互いの文化、生活について意見交換できたことはとても刺激となった。大学では、英語の授業の選択肢があまり多くなく、自分の専攻と関連性が低い授業を履修した。事前知識が少なかったことに加え、英語で進む講義に正直ついていけず悔しい思いをした。DDPは後期に設定されているため、帰国後すぐに就職活動の時期になる。留学中に就活はほとんど進められなかったため(時差のためオンラインでも参加が難しい)、帰国後の不安が募った。


<留学生イベント(ブロッケン山での登山)>

 

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