国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記 (中国・国際関係学院) 

国際学部  国際学科3年  萩山 ひかりさん

 中国・国際関係学院
[2018年3月 ‐2018年6月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
国際関係学院は中国・北京にあります。北京には、歴史的な名所が多くあります。あの有名な天安門広場や故宮(紫禁城)には、学校から地下鉄で約40分で行くことが出来ます。更に、世界遺産に指定されている「円明園」や「頤和園」は、大学から徒歩で行ける距離にあります。きっと、世界遺産や歴史が好きな人にとっても魅力的な場所かと思います。また、国際関係学院は、中国にある一般的な大学と比べると小規模な大学です。だからこそ、校内で顔見知りに会う機会も多く、学生同士はもちろんの事、先生達との距離も身近に感じることができます。国際関係学院の学生は勤勉な学生が多く、日本語学科があるので日本語がとても上手な学生もおり、友達になりやすいです。その上、留学生に対し、とてもフレンドリーに接してくれます。一緒に遊んだり、相互学習をしているうちに、友好を育みながら言語能力をあげることができて一石二鳥でした。


● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
「失敗は成功のもと」とよく言いますが、私が留学で得たものは、まさしく「失敗」の体験です。留学中は、日々の些細な失敗から、お金に関わる深刻な失敗まで、様々な失敗体験をしました。以前の私は、失敗するのが嫌で挑戦するのを避け、それでも失敗してしまった時は、落ち込んで自信を失っていました。しかし、留学中は毎日が思い通りにいかないことばかりで、失敗を避けては通れない環境の上、失敗したからと言ってそれを嘆いていている訳にはいかず、自分でどうにか対処するしかありませんでした。そんな失敗の多い毎日の中で、いつしか失敗をどう処理するかを考えている自分に気が付きました。そして、失敗に対処しているうちに、次第に失敗に対する恐れは薄れ、また乗り越えることが出来た自分に自信が持てるようになりました。

 
● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
留学中は、積極的に行動していくことをおすすめします。留学したからと言って、自動的に語学能力が伸びたり、自分の視野が広がるわけではありません。自分から積極的に行動してみた時に、初めて思ってもみなかった発見や様々な体験を得ることができます。留学は、楽しい経験ばかりでなく、困難もあります。しかし、自ら行動していくことで、その全てがきっと成長の糧にしていくことができると思います。

● 留学を終えて
北京での様々な人との出会いや交流によって、自分の留学生活がより充実したものになったと思います。学内外・年齢問わず多くの人と交流したことで、今までの自分にはなかった考え方を知る事ができたり、様々な新しい発見がありました。同時に、自分はまだまだ未熟な部分が多くあることに気づき、更に努力が必要であることを実感しました。留学を終えたことだけで満足せず、この先も様々なことにも積極的に挑戦し成長していきたいと思います。

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