国際交流・留学
International exchange and study abroad
派遣留学の体験記(フランス・オルレアン大学)
国際学部 国際学科 4年
[2024年1月 ‐2024年4月]
● 留学先大学の特徴とアピールポイント
オルレアンは田舎すぎず都会すぎないとても住みやすい街です。治安も良く街並みもイメージ通りのヨーロッパという感じで、ヨーロッパのいろんな街に行った中でも素敵だなと感じた街です。そして、26歳以下なら土日祝日にオルレアン・パリ間、オルレアン周辺の列車が一年間無料になるサービスを利用することができます。平日は半額ほどで利用できます。夏はハイシーズンでかなり前から予約しない限り無料で乗れなかったり、かなり高額ですが、冬はオフシーズンでチケットも取りやすいので、気軽にパリへ出かけられ、さらにパリを拠点に海外にも簡単に行くこともできます。また、オルレアン周辺にはお城がたくさんあり、他の地域からよりもアクセスしやすいのも魅力の一つです。
オルレアン大学では留学生が参加できるイベントがたくさんあるので、フランス人だけでなく他の国の留学生とも仲良くなれます。日本語を勉強しているフランス人学生の中には、日本に留学経験のあるフランス人学生も多くいるので、フランス人の友達が作りやすい環境です。
〈大学校舎〉
● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
自身の価値観が変化したように感じています。留学する前は頭が固いと思うところもありましたが、いろんな人の価値観に触れ、なんでも受け入れることができるようになったと思います。また、最初の頃は外国で孤独を感じとても辛い時期もありましたが、そのときに寄り添ってくれた人達に救われたので、今後は日本にいる留学生や外国人、そして日本人でも落ち込んでいたり困っているように見える人に積極的に声をかけて寄り添うなど、誰かを助ける側になりたいです。
〈授業風景〉
〈売店でランチ〉
● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
留学する人は「外交的で人と関わることが大好き!友達たくさん作りたい!海外楽しみ!」という人が多いような印象がありますが、もしあなたがこのようなタイプではない場合、私はとても共感できると思います。留学中に辛くなることもたくさんあるかもしれませんが、この先ずっとその地にいるわけではなく、だいたい一年後には日本に帰ってくるので大丈夫です。私も最初はとても辛く、毎日のように日本に帰りたいと部屋で一人で泣いていましたが、3週間経てば慣れ、そこからはかなり留学生活を楽しむことができました。当時は留学期間の数か月が一生のように感じていましたが、帰国した今、とても達成感や充実感を感じています。外国に一人でやってきて辛い気持ちを乗り越えられたら、もうなんでも乗り越えられると思います。成長中は自分が成長していることに気付けないものですが、帰国したらどれだけ自分が成長したのか感じると思います。また、留学に行く前に何か現地でやりたいことをはっきりさせておくと良いと思います。私自身は行きたいところリストを作っていきました。落ち込む日やふと孤独を感じる日もありましたが、行きたいところリストをチェックで埋めるのはネガティブな感情をはねのけるくらい楽しかったです。
〈凱旋門〉
〈エッフェル塔〉
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