[12月13日~12月17日 開催] 貌/存在/源を辿る 吉村織那 個展
12月13日 水曜日から12月17日 日曜日まで学生企画作品展として、博士後期課程在籍の吉村織那による「貌/存在/源を辿る 吉村織那 個展」を開催いたします。この展覧会では「不思議な貌」や「日常とは異なる存在感」「力の源」などを表現テーマとして制作した作品を展示します。
初期の黄土系や赤茶系の岩絵具をベースに盛り上げ技法を利用した作品から、水墨表現によるモノトーン調をベースに制作した近作まで全5点を公開します。
近作は博士後期課程2年次に提出した論文でも取り上げた「広島の樹木」をモチーフにしています。広島市や呉市などにある樹木を調査し、現地でスケッチ取材をしてきました。サボテンや松などの樹木の生命力や貌のうねり、勢いを筆致で再現。それぞれの作品の画面から迸るようなエネルギーを感じられます。
また、16日 土曜日15時からは、会場で作者によるギャラリートークも実施します。是非ご高覧ください。
■ 会 期: 2023年12月13日 水曜日 ~12月17日 日曜日
■ 時 間: 10:00 ~ 19:00
■ 会 場: 芸術資料館5階展示室 入場無料
■ 作者によるギャラリートーク:12月16日 土曜日 15:00~(40分程度)
■ 展 示 作 品
記憶の貌 2023年 キャンバス、岩絵具、墨、ジェッソ、箔
臥竜の松 2023年 高知麻紙、岩絵具、墨、ジェッソ、箔
熱源 2023年 キャンバス、岩絵具、墨、ジェッソ、箔
貌を辿る 2023年 木製パネル、墨、木炭、ジェッソ、黒箔
rhythm₋土の聲- 2022年 キャンバス、岩絵具、水干絵具、箔
全5点展示予定 *予告なく展示作品を変更する場合があります。
吉村織那 略歴
広島にて生まれる
2019年 第5回石本正日本画大賞展 準大賞第二席
吉村織那 日本画展〜サボテンを描く〜Gallery Cafe月~yue~
2020年 第47回 創画展 初入選
第8回 清風会 芸術奨励作品展 銅賞
2021年 第6回 Art Exhibition 瀬戸内大賞展奨励賞
Flag of the West 2021 其々の景色 新宿高島屋美術画廊
2022年 第22回 芸美会展 芸美会賞
第49回 創画展 入選
2023年 ◇ -rhombus- 吉村織那 個展 Gallery Cafe月~yue~
現 在 広島市立大学芸術学研究科博士後期課程3年
【主 催】 広島市立大学芸術資料館
【お問い合わせ】 芸術資料館 Tel:082–830-1821
Email:museum@m.hiroshima-cu.ac.jp @を半角に直してください。
芸術学部分室 Tel:082-830-1507 Fax:082-830-1658