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後期授業開始にあたっての学生・保護者への学長メッセージ(9月30日更新)

                                                                2020年30

学生・保護者の皆様へ

                                                               学長 若林 真一

           
後期授業開始にあたっての学生・保護者への学長メッセージ

 

酷暑が続いた今年の夏もようやく終わり、朝晩は涼しくなってきました。そうした中、本学は明日10日から2020年度後期授業を開始します。

 

国内での新型コロナウイルス感染の第一波が少し収まってきた11日に開始した2020年度前期授業においては、ウイルス感染を防止するため、原則として対面式授業は実施せず、オンライン授業で実施しました。全学のすべての授業を原則オンライン化するのは本学においては初めての試みでしたが、授業を実施する教員、サポートする職員、そして受講する学生の三者の並々ならぬ努力で、教育効果を損なうことなく、無事、前期授業を実施することができました。ありがとうございました。

 

一方、前期においては、芸術学部の一部の実習系授業などを除いて、ほとんどの授業がオンライン授業となり、学生の大学への登校機会が限られ、課外活動等にも大幅な制約を課すことになったのは大変、残念でした。特に、学部年生の皆さんは本学に入学したにも関わらず、大学キャンパスへの登校機会がほとんどなく、大学生になった感覚も持てないままに半年を過ごした人も多かったと思います。25日に新入生歓迎式を挙行しましたが、それで初めて大学に来たという新入生も多かったでしょう。新型コロナウイルス感染拡大防止のためとは言え、そうした形で大学生活が始まったのは大学としても申し訳なく思います。

 

明日からの2020年度後期授業は、オンライン授業と対面式授業を併用して実施します。オンライン授業が多くなる見込みですが、前期のようにオンライン授業を原則とするのではなく、教育効果を考慮しながら対面式授業も柔軟に取り入れることにしています。詳細は教務グループからのお知らせ等をご参照下さい。大学は、後期においても、教育効果を妨げることなく、ウイルス感染拡大防止に最大限の措置を実施しますので、学生の皆さんも感染拡大防止にご協力をお願いします。

 

新型コロナウイルス感染症の先行きは未だに不透明であり、冬に向けてインフルエンザの同時流行も懸念されるなど、楽観はできません。本学はどのような状況においても教育の円滑な実施とウイルス感染拡大防止に全力で取り組みます。前期と同様、後期においても学生・保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 

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