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学長緊急メッセージ(4月10日更新)

 新型コロナウイルス感染症が国内外で爆発的に増加する中、本学においても4月9日(木)夜、学生1名の感染が判明しました。罹患した学生の1日も早い回復を祈ります。なお、本学生およびその濃厚接触者について、これまでの調査の結果、4月以降に本学へ登校した者はいないことを確認しています。

  本学は新型コロナウイルス感染症が中国において広がり始めた1月下旬から学内において注意喚起を行い、日本国内において感染者が増加しだした2月からは適宜、注意喚起、行事の見直しや中止、感染症対策に必要なマスク、消毒液等の確保等の対策を行ってきました。2月26日に広島市が「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置したのを受けて、本学においても「新型コロナウイルス感染症対策会議」(2月27日設置、計8回開催)を設置し、全学体制で感染症対策を強化してきました。2020年度前期授業については、当初の予定では4月8日(水)授業開始としておりましたが、感染症対策に万全を期し、オンライン授業の導入等の準備を行うため、4月20日(月)に繰り下げる予定としておりました。

  この度の本学学生の新型コロナウイルス感染を受け、本日、新型コロナウイルス感染症対策会議を、学長を本部長とする危機対策本部に移行し、第1回本部会議を開催しました。今後、危機対策本部において本学の新型コロナウイルス感染症対策を更に拡充することで、学生の学修機会を十分に確保しつつ、より安全・安心な教育研究環境、職場環境の実現を目指すことといたします。そのための諸準備を行うため、前期授業開始は5月11日(月)に繰り下げることとしました。

  本学は今後も広島市や関係諸機関と連携をはかり、適切な情報提供を行うと共に、新型コロナウイルス感染拡大の防止に組織を挙げて全力で取り組む所存です。学生、保護者、地域の皆様のご理解とご協力、ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2020年4月10日

理事長・学長 若林 真一

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