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芸術学研究科生らの作品が「清風会芸術奨励買上賞」を受賞

芸術文化教育の振興と芸術作品の展示を通じた療養医療の向上を目的に、社会医療法人清風会(五日市記念病院・廿日市記念病院)が、本学芸術学部が推薦する学生・卒業生の作品を院内で展示する「清風会芸術奨励作品展」を平成25年より開催しています。

今年度は次のとおり開催され、清風会より各賞が授与されました。なお、特に優秀な作品には、清風会より「清風会芸術奨励買上賞」が授与されました。

会期:2018年(平成30年)11月12日(月)-  11月16日(金)

会場:社会医療法人 清風会 五日市記念病院

清風会芸術奨励買上賞 作品画像 作品解説

作品名:回家

作者名:高勒
芸術学研究科(博士前期課程)2年

サイズ:
H650×W830mm

制作年度:2017年

私は東洋と西洋を織り交ぜた点線面の加減法を用いた絵画で、私のイメージであるモンゴルの文化や理念を形にしていく。馬はモンゴルでは幸福、健康を象徴する。

作品名:漂い揺れる

作者名:松本俊介
芸術学研究科(博士前期課程)2年

サイズ:
H727×W910mm

制作年度:2018年

村上春樹の小説の中に、海を眺め水平線を描写するシーンがあり、この作品を描くきっかっけとなった。刻々と表情を変える海をとらえることは難しかったが、描くことでえられたものは大きかったように思える。

作品名:黄が香る

作者名:中谷彩加
芸術学研究科(博士前期課程)修了

サイズ:
H727×W910×D30mm

制作年度:2018年

虎の持つ形や模様をさまざまな黄色とあわせることで、存在感と空気感を表現できればと思い制作しました。

作品名:深淵

作者名:井上舞
芸術学部美術科(彫刻専攻)4年

サイズ:
H520×W300×D280mm

制作年度:2017年

この作品は『デミアン』という小説の中で、物語の主人公が、友人デミアンに対して思った印象をイメージしたものです。それは、何も見ていない目をしているけれども、自分の内面を見つめているような、主人公にとって遠い存在と思わせるようなものでした。 ヘルマン・ヘッセ(1919)『デミアン_エーミール・シンクレールの少年時代の物語』

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【お問い合わせ先】

広島市立大学 社会連携センター
TEL:082-830-1764
FAX:082-830-1555
E-mail:office-shakai&m.hiroshima-cu.ac.jp
(※E-mailを送付されるときは、&を@に置き換えてください。)

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