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8月6日、本学学生がマツダ スタジアムで「ピースラインメッセージ」を発信

2018年の平和記念日8月6日は、はからずも今年の豪雨災害から一月目でもありました。この日、(株)広島東洋カープ様の協力を得て、本学のボランティア学生たちが中心となり、マツダスタジアムから「ピースライン・メッセージ」を発信しました。それは、原爆ドームと同じ高さに位置する観客席に約1800個のキャンドルを灯し、この特別な日に、広島県内外の方々に向けて光のメッセージを発することで、広島への、平和への想いをはせて頂こうというものです。

一つ一つのキャンドルの火は、広島平和記念公園の「平和の灯」、福岡県八女市星野村の「平和の火」から採火した火種から灯されたものです。平和記念公園での採火式には本学学生ボランティアも出席しました。
 

当日は留学生や研究生も含めた多数の本学学生ボランティアが参加し、長時間にわたり猛暑の中で準備、点火、後片付けまでを行い、無事イベントは終了しました。カープからも本年度新入団選手9名が参加し、学生達と共に点火してくれました。このイベントにご協力頂きました数多くの皆様に厚く御礼申し上げます。


参加した学生のコメント

<桒田莉沙さん>

本事業への参加は今年が2回目でした。今年度も参加できたことを嬉しく思います。 今年は、私の知り合いの留学生をはじめ、昨年よりも幅広い学年のいろいろな国籍のかたが参加してくれました。興味関心を持ち、参加してくれた方には本当に感謝しています。私は広島に生まれた子供として、そして被爆3世として、幼い頃から平和学習をしてきましたが、広島市出身でない方の多くは8月6日のことを詳しく知りません。この活動を通してより多くの人に原爆のことを広島の出来事を知ってもらえたと思います。これからも、こういった活動を通して日本、世界中の人に啓発していきます!

<中島弘深さん>

今回初めてピースラインメッセージに参加し、多くのことを感じ、考えさせられました。 皆で協力しながら「平和の灯」から採火した火をろうそくに灯していきました。 ろうそくの火はとても熱かったけれど、原爆の火はもっともっと熱くて苦しかったのだろうなと胸が締め付けられました。ピースラインが完成し、ゆらゆらと揺れるろうそくを見た時、恐怖と美しさの両方を感じました。新幹線から見てみたい、とも思いました。この活動を通して平和に対する想いが以前より強まりました。また、ピースラインに参加していなければ出会えなかった方々と交流を深められ、嬉しく思います。これからも、広島から平和を発信して行きたいです。


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