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平成29年度「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」(enPiT-Pro)に選定されました

平成29年9月14日(木)、本学情報科学研究科が北九州市立大学など4大学とともに申請した人材育成事業が、平成29年度大学教育再生戦略推進費「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」(enPiT-Pro)に選定されました。

enPiT-Proは、情報科学技術分野を中心とする体系的かつ高度で短期の実践教育プログラムを開発・実施し、我が国における同分野全体の社会人学び直し機能の強化への貢献を目指す大学院改革を支援する補助事業です。

本学では、連携大学との協働のもと、教育プログラムの相互提供や教材の共同開発などを通じ、人工知能やロボットなど、新しい情報技術に対する地域と大学と産業の共同ネットワークによる高度人材育成を推進し、地域の特色ある産業に生じる課題の解決に取り組む予定です。

1 事業名(仮称)
 地域産業の競争力強化を図る人工知能とロボット技術を駆使したIoT 技術の社会実装を推進する実践的人材育成コースの開発・実施

2 実施機関
 北九州市立大学(代表校)、広島市立大学、九州工業大学、熊本大学、宮崎大学


3 補助期間
 平成29年度から平成33年度(5年間)

4 取組概要
 第4次産業革命の世界的な潮流のなかで、九州・中国地域には、長年模索してきた新しい基幹産業への展開を実現するチャンスがあります。この実現には、すでに社会で働く多様な人が、新しい技術革新に順応し、成長していくことが必要です。
 そこで、地域の特色ある産業を対象として、幅広い分野を大学連携で補完し合い、最新の人工知能とロボット技術の社会実装まで踏み込んだ、社会人向けの高度人材育成プログラムを開発し、場所と時間の制約を緩和する工夫のもとで実施することを目指します。
 具体的には、北九州学術研究都市の連携大学院の仕組みを連携大学に展開し、実践的な教育プログラムを短期に実現します。また本取組は、単なる人材育成に留まらず、学び直しのための大学院入学や企業共同研究、新規事業起ち上げ、地域社会の活性化などを包括的に支援する仕組みを提供します。さらに、教育プログラムの教育の質、継続性、波及効果を、産官学で多角的に評価する体制を構築します。

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