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[10月28日~11月6日 開催] 退任記念展 前川義春-内在から表面へ-

チラシ

 今年度で広島市立大学芸術学部・芸術学研究科の前川義春教授が退任されるのを記念し、退任記念展「前川義春―内在から表面へ―」を開催します。
 前川教授は本学開学の1994年から27年間、教壇に立たれ、2021年3月をもって退任されます。
 学生時代から石を素材とする彫刻制作を始め、29歳からはドイツ・ミュンヘンの芸術大学で、彫刻の創作研究を行い、芸術を通した都市計画の研究とともに、ヨーロッパやアフリカで開催される彫刻シンポジウムでの制作を通して、作品制作の技術を学んできました。39歳で本学に着任し、石彫や塑造の実技指導を中心に後進の指導、また、地域と協同した作品制作やプロジェクトの企画・運営などに、当たってこられました。
 今回、作品約20点や関連資料から業績を振り返ります。

■会 期:2020年10月28日 水曜日  ~ 11月6日 金曜日 
■時 間:10:00 ~ 17:00
■会 場:広島市立大学芸術資料館5階展示室  入場無料

■出品作品:「切頭平行六面体のある机」「折り鶴」など彫刻作品20点、模型、図面、関連資料
                     *予告なく展示作品が変更になる場合があります。

* コロナウイルスの感染拡大防止のため、オープニングセレモニーやギャラリートークは開催しないことといたしました。

 

 



【 前川義春 略歴 】
1955 福井県あわら市に生まれる
1982 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
1985 ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学金を得て渡独
1986〜2014  クラスタル石彫シンポジウム(オーストリア)やブルキナ・ファソ国際石彫
   シンポジウム(西アフリカ)を始め、ハンガリー、ポーランド、スロバキア、フィ
   ンランド、ドイツ、日本の彫刻シンポジウムに参加・制作
1991 ミュンヘン造形芸術大学大学院彫刻科修了
1994 広島市立大学芸術学部助教授
1995〜1998 「都市の成熟と芸術の役割歴史的建造物と芸術の共振‘95 広島大学学校教
   育学部旧図書館(広島市)、‘97旧宇品陸軍糧秩支廠倉庫(広島市)、‘98サントリー
   宮 島工場(佐伯郡大野町、広島)
2005 広島市立大学芸術学部・大学院芸術学研究科教授
2005〜2006「広島市立大学・ニュルンベルク美術大学 アートプロジェクト KHORA」―国
   際間芸術交流プログラム―企画・運営・制作(広島市/ドイツ・ニュルンベルク市)
2006〜2011 「大塚かぐや姫プロジェクト」―竹林での作品制作と環境整備―企画・運営・
   制作(安佐南区、広島市)
2011 広島市立大学芸術学部長(2015)
2015 広島市立大学理事・副学長(教育研究担当)(2019)

【主    催】 芸術学部、芸術資料館
【お問い合わせ】 芸術資料館  Tel:082-830-1821
         芸術学部分室 Tel:082-830-1507 Fax:082-830-1658

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