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[3月21日 – 4月5日 開催] 広島市立大学創立25周年記念「平成から未来へ 野田弘志 リアリズムの軌跡展」

 日本の写実絵画の第一人者で国内外で高い評価を得ておられる本学名誉教授の野田弘志先生(北海道在住)は、深みのある静謐な作品を描き続けられ、昨年、天皇・皇后両陛下の肖像画を描かれたことが大きく報道されました。
 リアリズムを追求するその写実的作品は、絵画作家としての業績もさることながら、後進への多大な影響等、教育活動にも大きな功績があり、本学では1995年から2005年の10年間教壇に立たれ、多くの学生を指導されました。
 今年、時代の転換期に当たり野田氏に対する市民の関心も高いものがあること、また、本学の創立25周年を迎えることから、同氏のこれまでの御功績と本学での教育活動に敬意を表し、標記展覧会を開催いたします。会場では、作品とともに、北海道のアトリエ再現、インタビュー映像、創作の源泉である膨大なメモも紹介します。

広島市立大学創立25周年記念「平成から未来へ 野田弘志 リアリズムの軌跡展」

会期:平成31年(2019)3月21日(木・祝)- 4月5日(金)
時間:10:00 – 17:00  土日祝は16:00まで
会場:芸術資料館5階展示室  入場無料

■ギャラリートーク
講  師:永山優子(だて噴火湾アートビレッジ アートディレクター)
平成31年(2019年)3月24日(日)1300 – 1500
会場:芸術資料館5階展示室

■「写実画体験」ワークショップ
講  師:森永昌司(芸術学部油絵専攻教授)
平成31年(2019年)3月31日(日)1000 – 1500
会場:芸術学部教室  参加無料・要申し込み(抽選20名)

■出  品:「THE-VII」「TOKIJIKU(非時)XV Elephant」「TOKIJIKU(非時)XIII Dove」ほか
 *予告なく、出品を変更する場合があります。
 *なお、天皇・皇后両陛下の肖像画の展示はありません。


野田弘志 広島市立大学名誉教授  略歴
1936 韓国全羅南道生まれ(本籍地は広島県沼隈郡)
1960 白日会第36回展に初入選(白日賞受賞)
1961 東京藝術大学美術学部卒業
1990・1994 ベルギーで個展(ヘント・ヴェラヌマン美術館)
1995 広島市立大学着任
2005 広島市立大学退任
2007 ひろしま美術館、北海道立近代美術館他にて大規模な回顧展
2017 中国文化賞(中国新聞社)
2018 天皇・皇后両陛下の肖像画を制作し宮内庁に奉納


【主    催】 広島市立大学
【お問い合わせ】 芸術学部分室 Tel:082-830-1507 Fax:082-830-1658
         芸術資料館  Tel:083-830-1821

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