学部・大学院
コミュニケーション基盤コース

コミュニケーション基盤コース
「伝える」を学ぶ
価値の高い情報を効率的に伝える技術について学び、さまざまなモノが つながる情報化社会に対応するための勉強をします。

ネットワークを介して、遠隔会議をしている様子
インターネットの登場によって「コミュニケーションの高度化」が始まりました。例えば、それまでは人と人が文章でやり取りするには手紙を送る必要がありましたが、インターネットによってメールという形で一瞬で文章を送れるようになりました。現在でも、このコミュニケーションの高度化は進んでおり、現在のインターネットにはコンピュータだけでなく、センサーや冷蔵庫など、ありとあらゆるモノがインターネットでつながれた社会になっています。このような社会では「何を」伝えるのかが大事になります。コミュニケーション基盤コースでは、ネットワークを通じて伝える技術について深く勉強します。
研究室、研究テーマ
ネットワーク科学
モノ、情報、機能を結合・共有できる情報基盤構築と様々な現象をネットワークとしてとらえ、つながり方のパターンを研究します。また、大量のデータ解析を含む社会ネットワークの分析も行います。
センサシステム
あらゆるものが繋がるネットワークの構成要素となる先進センサシステムについて、物理・物性に関連した手法で材料、デパイス、センサなどの面から研究教育します。
研究紹介
移動中でも動画をスムーズに再生

どこでもつながるネットワーク
人のつながりのみならず、身の回りのすべてのものがつながるのが前提のインターネット。インターネットでは情報を小さな単位(パケット)に分割して送るのですが、家、移動中、学校や職場など使うネットワークが変わるとそのたびにパケットが少しずつ消失し、通信が切れてしまいます。つまり、移動中に動画を再生していると、動画の再生が止まったりしてしまいます。そこで、使うネットワークが変化しても一瞬たりともつながりが切れず、快適・安全に通信する方法を研究しています。
教員一覧
コミュニケーション基盤コース
教員名 | 専門分野 | |
教授 | 前田香織 | コンピュータ・ネットワーク |
准教授 | 高野知佐 | ネットワーク性能評価 |
教授 | 田中公一 | 電子光物性 |
准教授 | 八方直久 | 情報物性 |
准教授 | 高橋 賢 | 無線通信 電波応用 |
講師 | 藤原 真 | 電子光システム |
助教 | 石川 直樹 | 無線通信 情報理論 |