国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記 (マレーシア・マレーシア科学大学)


国際学部 国際学科4年  隈原 美紀さん(写真:左)

 マレーシア・マレーシア科学大学
[2019年9月 ‐2020年1月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
 マレーシアはマレー系、中華系、インド系、その他と様々な民族から構成されている多民族国家です。公式文書はマレー語で書かれていることが多かったですが、英語も通じます。マレーシアは一年を通して気温が30度くらいなので、一年中半袖で過ごすことができます。USM全体の学生数は約3万人と規模の大きい大学で、学部もたくさんあるので自分の興味のあることを学べると思います。授業はマレー語で開講されている授業と英語で開講されている授業両方あります。留学生は学部を限定する必要がないので色んな授業を取ることができます。学部の授業は現地の生徒と同じ授業を受けることができます。大学内には学食が何か所もあるので食べ比べすることができます。学食はとても安く1回150円~200円ぐらいで食べることができます。また留学生も多く20か国以上から集まってきており、いろんな文化や言語、価値観に触れることができます。全体的にマレーシア人は寛容な人が多く留学生を温かく受け入れてくれます。しかし時間にルーズな人が多いので慣れるまではしんどいかもしれません。

〈バンドのメンバーと〉


〈大学校舎の様子〉


● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
 この留学を通して得たことは行動力です。留学に行く前は行動する前に色々考えてしまい行動に移すことができないことがありました。しかし、この留学ではやってみたいと思ったことは後先考える前に行動するようにしていました。私にとってこのマレーシアにいることができる期間の終わりが決まっていたことが行動の原動力になっていたのかもしれません。失敗することもあったし悩むこともありましたが後悔することはありませんでした。これからは何かに挑戦する前に自分には無理だと決めつけるのではなく、とりあえずやってみようの精神で様々なことに挑戦していきたいです。


〈Japanese Coffee Hourの参加者と〉


〈大学内にあるモスク〉


● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
 もし留学するかどうか迷っているならぜひ一歩踏み出してみてください。留学生活はつらいこともたくさんあるかもしれませんがそれ以上に得られるものは大きいと思います。留学に行く前は色々不安だと思いますが、実際現地に行ってみるとなるようになります。特にUSMではBuddiesという団体に所属している学生が留学生のサポートをしてくれます。最初のオリエンテーションウィークは手続きのほかにもBuddiesが企画してくれた留学生交流イベントがあったり自分の国の文化を紹介する機会があり留学生の友達も作ることができます。日常生活で不自由なことはありません。USMから無料バスでQueens Bay Mallというイオンモールに行くことができ、そこで必要なものを揃えることができます。食事に関しては外食文化なので基本毎日外食することになりますが大学の周りに食事をするところがたくさんあるので困ることはないです。また物価が安いので費用を抑えることができるのでオススメです。


〈China Houseのランチ〉


● 最後に
 この留学を通して様々なことを経験しました。留学生が現地の生徒に母国の文化や言語を教えるコーヒーアワーをやったり、ビーチを清掃するイベントに参加したり、日本の出し物で日本人留学生とダンスの練習をしたりしました。その中でも一番の思い出は部活に参加したことです。私は吹奏楽をやっていたのでUSMのJAZZ BANDに入りました。部活に入る交渉をすべて一人で行わなければならず迷いましたが行動してよかったと思います。部活には留学生は私しかいなかったためマレー語で指示されることが多く理解できないことも多々ありましたが、私が困っていると助けてくれました。練習が週5日だったので忙しく授業の予習・復習やその他イベントの準備と両立させることは大変でしたが、部活でたくさんの友達ができたことや卒業式やコンサートに向けて仲間と一緒に練習したことは大切な思い出になりました。


〈現地の人に人気のショッピングモール〉


〈ペナンブリッジのそばのサンライズ〉


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