国際交流・留学
International exchange and study abroad
派遣留学の体験記 (フランス・レンヌ第2大学)
国際学部 国際学科4年 小坂 孔哉さん
フランス・レンヌ第2大学
[2018年8月 ‐2019年8月]
● 留学先大学の特徴とアピールポイント
レンヌ第二大学はフランス語に専念できるシステムがあり、他の国からの留学生も多くおり、互いにフランス語を高め合える環境だと思います。学生たちが強い意見を持っており、デモが起きたりしますが、なぜそのような活動をしているか、何を目的にしているかなどを現地の人に聞いたりして知ることで、今まで知らなかったことを学ぶことができると思いました。
日本人交流サークルのようなものがあり、日本に興味がある人と交流することもできるので気が合う人はそちらに行ってみるのもいいかもしれないです。
<レンヌの街並み>
● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
日本ではあまり気にされていない、ジェンダー、人種、政治、環境などの問題について考えている人が多く、フランスで生活する中で自分もそれらについて興味を持ち、聞いたり調べたりして多くのことを学びました。市大でそういった分野の授業をまだ取っていないので、復学してからは積極的に履修しようと思います。大学卒業後は社会学が学べる大学院に進学するつもりです。
<ルームシェアをしていたアパートの自室>
● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
食べ物は、知っているとは思いますがチーズ、バゲット、ワインはとても美味しいです。また、ブルターニュ地方ではガレット、クレープ、シードル、クイニーアマンなど有名なものがあるのでぜひ食べてみてください。
レンヌの近くにはモンサンミッシェルやサンマロといった観光地があるのでぜひ一度は行ってみてください。ムール貝がとても美味しいです。日曜日に空いているスーパーなどはほとんどないのでしっかりと予定を立てて買い物をした方がいいです。市内にはバーがたくさんあるので友達と行くととても楽しいと思います。
書類関係で各機関に提出したりするものがあると思いますが、日本のようにスムーズにはいかないことも多いので何事も早めに対応する方がいいと思います。
<サンマロのビーチ/サンマロで食べたムール貝>
● 最後に
日本にもフランスにも様々な問題がありますが、現地の人の声を聞き、今何が起こっているのかを知ることで、外から見たフランスだけでなく、内側からも知ることができると思います。フランスに行っていいことばかりではないかもしれませんが、自分はとても成長できたと感じています。留学する方の幸運を祈っています。
<パリの市場で購入したリモージュ焼き/旅行で行ったヴェネツィア>
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