国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記 (マレーシア・マレーシア科学大学)

情報科学部 医用情報科学科 3年  岩部 ななせさん

 マレーシア・マレーシア科学大学
[2018年9月 ‐2019年7月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
マレーシア科学大学は26の学部を持ち、学生数は1万人を超えた非常に規模の大きい大学です。多民族国家である特徴を示すように、マレー系、中国系、インド系、その他マレーシア人と非常に様々な人がいます。また、留学生も多く、正規留学生、交換留学生を含めると、アジア近隣諸国を中心に世界各国から来ています。そのため、やる気さえあれば、マレーシアだけでなく、多種多様な国の文化や言語を学ぶことができます。


〈ホームステイ/オープンハウス〉

● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
留学前も留学中も迷うことはたくさんありました。いろいろなことをやってみたいと思うのに、自信がなかったからです。そんな私が留学中に心がけていたことは、「やりたいことがあるなら、とにかくまずやってみると決めること」でした。もちろん不安でした。直前まで目一杯不安になります。しかし、不安だからこそ、残された時間を使って、出来ることは必死にしようとします。そうすることで、不思議と当日には「なんとかなる」という気持ちになっていて、開き直って大抵のことは頑張ることができます。そんな自分を支え、助けてくれる人たちともたくさん出会うことができました。私はそんな風にして過ごした、この留学を通して、思っていたより頑張れる自分を見つけました。つい、自分にはできないと制限をかけてしまうことが多かったのですが、「思い切ってやってみるとできた」という経験の積み重ねで、新たなことに挑戦することは怖いことでもあるけど、そのまた一方で楽しいことでもあると学び、怖がりながらも挑戦するようになったと思います。今後もそのようにして挑戦しながら、出来ることを増やし、興味の幅や自分の世界を広げていきたいです。また、留学中に学んだ中国語やマレーシア語の勉強も続けていくつもりです。


〈授業風景/大学校舎〉

● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
私は、「留学すると、良いことばかり」とは言いません。留学すると、費用も時間もかかります。その一方で、自分次第でたくさんの一生モノの大切な経験が得られます。メリットもデメリットもありますが、それらを天秤にかけた時、メリットの方が大きいと感じられたなら、是非挑戦してみて欲しいです。もし、留学したいけど、自信がないという理由で踏み止まっているなら、まず全ての準備を整え、そのあとは思いっきり不安になってみると良いと思います。飛び立つ直前まで不安になっていても、一度向こうに着いてしまえば、もう「やるしかない」と開き直って頑張れるのではないでしょうか。留学中に辛いこともあるかもしれません。きっと楽しいことばかりでは済まないことの方が多いでしょう。失敗してしまうこともあるでしょう。それでも、失敗しても、辛くても、「それはそれで良かった」と後になって思えたなら、その経験は一生の財産になると思います。私たちはまだ若いです。若いうちに、いっぱい挑戦して、楽しんで、いっぱい失敗して、辛い思いや苦しい思いもして、もがいて、毎日を必死に生きる。そんなのも悪くないと私は思います。


〈学食ランチ〉


〈学食〉

● 最後に
たかが一歩、されど一歩。一歩踏み出したか、踏み出せなかったか、の差は大きいと思います。無責任に「頑張れ」なんて言えませんし、言いたくありませんが、私の記録や私がその一歩を踏み出すきっかけになれたら嬉しいです。

〈大学近辺〉


〈友人たちと〉



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