国際交流・留学 International exchange and study abroad

芸術学研究科　総合造形芸術専攻（後期）２年 　細谷　航平さん

 アメリカ・ハワイ大学マノア校
[2017年８月 ‐2018年７月]

●　留学先大学の特徴とアピールポイント
ハワイ大学マノア校には、多岐に渡る学問があり、自分の専攻外の授業もとることができます。また、一つの専攻の中にも、市立大学では受けられないような様々な分野の授業があります。したがって、自分の専門以外の学問に触れてみたい、自分の専攻分野の幅を広げてみたい等と考えている人には、ハワイ大学は最適な環境ではないかと思います。加えて、ハワイ大マノア校の地球科学等の分野は非常に高く評価されている分野ですので、この分野に興味を持っている方にも訪れる価値のある大学です。その他、英語教育にも力を入れており質の高い英語教育を受けることができるため、将来的に英語を使って仕事をしたいと考える人にも適した大学です。


●　留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか？
自分が留学で得たものは、世界の広さを知ったことです。ハワイは、様々なバックグラウンドを持った人々が共に暮らしており、多様性に富んだ場所です。自分は、今まで頭の中で多様性というものを理解しているつもりでした。しかし、現地に行き、それを目のあたりにし、頭の中で理解していたことと肌で感じることは大きく違うということを知り衝撃を受けました。そして、自分が今まで常識と思っていたものにとらわれず、以前より自由にものを考え、積極的に行動できるようになりました。この知見の変化は、自分の研究や制作活動において良い影響を与えてくれています。今後は、この学びを糧にして、知識だけにとらわれず実際に日本の外に足を運び、活動の幅を広げていきたいと思っています。


●　これから留学を希望する後輩へのメッセージ
現代の発達した情報社会では、家の中に居ながらして世界中の様々な情報を得ることを知ることができます。しかし、どんなに情報を得たとしても、実際に何かを肌で感じ取ることは、現地に足を運ばないと絶対に得ることはできません。私たちは、頭で理解していることを知っていると思ってしまう傾向にあり、頭でっかちになりがちです。留学は実際に現地に足を運び、自分の五感で色々なことを感じる素晴らしい機会です。是非、挑戦してください。