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広島市立大学

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国際交流・留学

受入留学生の体験記(2017年度 中国・西南大学)

本学では海外の大学と学術交流協定を結び、交流・学生交換留学を推進しています。この度、本学に留学した学生から「留学体験記」の寄稿がありましたので紹介します。


Yang Fanさん [留学期間:2017年4月 ~2018年3月]

 
 
 

● 広島はどんな街でしたか?日本に留学中にどんな体験をしましたか?
 広島というと、実は大学二年生のとき、日本語スピーチコンテストに参加した、絵や写真などランダムに抽選してその内容について自由にスピーチするという機会があり、宮島の鳥居が写ってる写真を選び出して、「広島」と初めて出会いました。正直に言うと、初めての日本留学で広島に来たいと思ったことは一度もありません。何故といえば、大都市に憧れることとか、標準語の勉強とか、若者たちと同じ、東京や大阪などのところに以前からずっと行きたいと思っていました。
 市立大に来る前に、交換生として9月に西南大学に来た市立大の吉田さんと額田さんを対照言語学の授業で知り合いました。時々、食堂で日本人の皆さんと食事をしながら、日中の歌手や俳優さんのことを話したときもあります。中国語をぺらぺらしゃべっていて、大学の国際文化祭りで着物を着たお二人が作ってくれたうどんはとても美味しくて印象に残りました。
また、重慶と広島が姉妹都市で市立大が協定大学など聞いて、じゃあ、そこだという気持ちで交換生として広島に来ました。
 ご存知のように、広島は傷ついたことがあります。核爆弾でこの綺麗な街を潰し、数多くの人々に一生忘れられない辛い思いを焼き付けました。が、数十年後の今日、誰よりも心の痛さが感じられ、誰よりも平和の暖かさが理解できる広島の市民たちは倍親しく元気で生きているのです。
 市立大学で留学する間、生の日本を見たり、聞いたり体験して、新たに認識しました。もちろん、日本語を学ぶことだけではなく、幸いに広島市立石内北小学校の五年生の皆さんと日中の代表的な食、衣、住の文化を発表しあって、皆さんと給食を食べたりゲームをしたりして、暖かい思い出になりました。市立大学の皆さんだけではなく、この一年間、広島の住民たちとも友達になりました。いつも朗らかで優しい英語教師の澤田さん、因島のインターチェンジで車で迷子になった自分を助けてくれた板橋さん、バイト先で家族みたいに守ってくれた仁山さんなどなど、忘れられない思い出になりました。

● 広島市立大学ではどんな勉強をしましたか?
 市立大で授業から学んだ知識だけではなく、研究に粘り強い心を持つことも勉強になりました。中国で留学前に全ての単位を取ったから、研究に関わる学部と院生の授業を履修しました。
 まず、印象に残っていたのは佐藤先生が担当している「日本文化論」という授業です。ほかの留学生と同じ、日本語を何年間勉強していたが、日本文化を各国に伝える橋渡しという日本の名作など読んだことがあまりないから、それを選びました。先生は授業で皆さんと夏目漱石や三島由紀夫が書かれる作品に対する自分なりの感想など発表を聞きながら、物語に隠れるその時代の文化や思想を分析してくれました。皆さんといつも和やかで優しく話した姿と毎回作品に関連する人間学、心理学のことを検討するとき、深く考えさせる質問を出してくれた真剣な姿は心に焼き付けられました。それをきっかけに、ずっとつまらなく、わかりにくいと思っていた小説やエッセイを読み始めて、面白いことに気づきました。  
 また、「比較言語論」を担当している欒先生から日本語と中国語の面白さやそれぞれの特質など教わったことも多かったです。例えば、有名な言語学者の金田一春彦の著書を読んでから、一言にこだわっている日本人の性格と世界で一番植物の名が多い日本を新たに認識して、中国人や中国の文化を対照研究とした内容は視野を広げてくれました。
 最後は自分の研究に一番近い「日本語教育論」というのです。授業を担当しているのは生徒たちにとても愛されている武藤先生です。先生は長年各国から来た留学生に日本語を教えた経験があるから、授業で母語別の日本語の教授法や日本語学習者のコミュニケーションを阻む原因などについて、テキストをもとに検討してくれて、同じ留学生として自分が直面しているコミュケーションの問題点や日本人がよく誤解していることを皆さんとお互いに話し合っていて、勉強になりました。 

●  留学をした感想や、これから広島市立大学への留学を考えている学生にメッセージをお願いします。
 国内で日本語を何年間勉強していても、日本に来てから、実際に日本人と交流するとき、ドキドキと緊張して、話が途中で止まっちゃったり、一言でもまとめていけなかったりするなど時々あります。市立大に来たら、怖がらなく周りの日本人と友達を作って、大胆にコミュニケーションしたほうが良いです。文化や習慣などもたらす誤解は黙ったままではなく、心を開いて和やかでちゃんと相手に説明すれば、前よりももっと親しい友達になれるかもしれません(笑)。
 授業については、中国の大学と違い、学位が要求される授業を自由に選ぶことが魅力的だと思います。興味を持って聞きたい授業があるのですが、残念ながら卒業論文に取り組むため履修しなかった授業もあります。もし、本当に交換生として留学をしたいなら、できるだけ学部四年や院の三年生の時を避けたほうが楽だと思います。最後は、社会体験として、バイトを通して学校ではなく、もっと直感的かつ生の日本社会が認識できるので、やってみるのも役立ちます。

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お問い合わせ先

国際交流推進センター(事務局本部棟1階)
TEL:082-830-1784

E-mail:iepc&m.hiroshima-cu.ac.jp

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