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留学体験記(中国・西南大学)

11月の文化蔡にてロシア人留学生たちと

磁器口(重慶市)の様子。中国の古い町並みを再現しており中国人観光客も多い

陝西省西安市の兵馬俑

甘粛省蘭州市名物の蘭州ラーメン。一杯10~15元

チベット自治区ラサ市のポタラ宮

中国・西南大学

[2015年9月ー2016年8月]

本学では海外の大学と学術交流協定を結び、交流・学生交換留学を推進しています。この度留学した学生から「留学体験記」の寄稿がありましたので紹介します。

大学は重慶市の中心部から地下鉄で約40分程度の場所にあります。学校の敷地は広大なため、校内の移動は主にバスで、学食や売店も数カ所ありました。住居は留学生寮(2人部屋)で、最寄りの校門の周りには小さな商店やレストラン、美容室などがあり、生活には便利な場所でした。

一年間、他国の留学生と中国語の授業を受け、後期には中国人学生と専門の授業も受けました。
毎年4月と11月に文化祭が開催され、留学生たちは中国語の中国劇など多種多様な出し物をします。私も他の日本人留学生とともに日本料理を作りました。

大学では、他国の留学生や国際学院(学部に相当)の先生たちと多くの時間を過ごし、語学力の向上だけでなく、文化や価値観を共有しました。

授業の無い時期を中心に、他の都市などに積極的に旅行しました。成都パンダ研究基地でのパンダ見物や陝西省西安市での兵馬俑見学、甘粛省蘭州市で名物の蘭州ラーメンの実食などでは飽き足らず、九寨溝やチベット自治区、敦煌、厦門(アモイ)、上海などにも足を延ばしました。

この一年間の最も大きな収穫は、生の中国を自分の五感を使って体験できたことです。日本でメディアなどの媒体を通して間接的に中国に接触すると、私たちは中国にネガティブな印象を抱きがちですが、実際に行ってみると必ずしも悪いことばかりではありません。私は現地の中国人たちと交流し、むしろ中国に好印象を受けました。

これからは、日本でこの経験を積極的に広めることで、中国のイメージを少しずつ良くしていき、中国へ行ってみようと思う人を少しでも増やしたいです。この文章も誰かを中国に送り出すきっかけになればと思います。

額田晟太 国際学部4年

海外学術交流協定校への学生派遣について

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