ポスター展示

研究紹介ポスター(2026年8月26日更新)

1

【テーマ】アプロキシメート・コンピューティングを用いたコンピュータシステム設計

アプロキシメート・コンピューティングは,計算の一部を省略したり,確率的な計算に置きかえたりすることで、計算コストを削減する手法です。対象となる用途にあわせて適切に利用することで、小型で省エネ、さらには故障にも強いコンピュータシステムを作ることができます。本展示では、AI回路にアプロキシメート・コンピューティングを適用した研究例を紹介します。

【研究者】

情報科学研究科 情報工学専攻
アプロキシメート・コンピューティング研究グループ

  • 教授 市原 英行(代表)
  • 教授 井上 智生

2

【テーマ】深層学習による生体信号解析と呼吸状態分類
~振動センサーを用いた一般病棟向け患者見守りシステム~

生体データには体動や環境振動などの外乱が多く含まれ,呼吸に関する情報の抽出は容易ではない.本展示では,振動センサーで取得した生体信号を深層学習で解析し,呼吸状態を分類する研究を紹介する.本研究では,一般病棟における患者見守りへの応用を目指し,異常の早期発見や医療従事者の負担軽減に取り組む.

【研究者】

情報科学研究科 情報工学専攻
コンピュータアーキテクチャ研究グループ

  • 教授 弘中 哲夫(代表)
  • 助教 窪田 昌史

3

【テーマ】量子コンピュータを用いた古典アルゴリズムの高速化

私たちの研究は、特定の用途向けに信頼性の高い量子コンピュータを構築することに重点を置いています。一方では、必要な計算ステップ数を減らすことでノイズの多い計算を削減する技術を開発しています。他方では、従来のテスト方法のコスト削減のために量子効果を効率的に活用するアプリケーションを設計しています。

【研究者】

情報科学研究科 情報工学専攻
量子コンピュータ設計・最適化グループ

  • 准教授 ルカック マーティン(代表)
  •     石岡 健太(院生)

4

【テーマ】AIによるLSI製造品質の向上に関する研究

LSIの高集積化・微細化に伴い、製造時の品質管理が益々困難になっています。製造後に不具合を起こしそうな箇所を設計の時点でAIを用いて検出し、製造前に設計を修正することで品質や歩留りの向上を図る研究を紹介します。

【研究者】

情報科学研究科 情報工学専攻
LSI設計・製造支援システム開発チーム

  • 准教授 稲木 雅人(代表)
  • 教授  永山 忍

【連携先】

製造業

5

【テーマ】無線LANを利用した防災・減災のための情報配信技術

無線LAN(WiFi)は、私たちの生活の中でもっとも身近で当たり前のように利用されている通信技術であり、災害時における通信路としても有用です。本展示では、この無線LAN技術を用いた防災・減災のための情報配信のための仕組みとして検討している、同期現象を参考にした通信制御と移動基地局を利用した情報配信技術について紹介します。

【研究者】

情報科学研究科 情報工学専攻
複雑コミュニケーション科学研究グループ

  • 教授  小畑 博靖(代表)
  • 教授  高野 知佐
  • 准教授 小林 諭

【連携先】

地方自治体、情報関連企業

6

【テーマ】模倣ネットワークによるネットワーク運用支援技術

実ネットワークを模倣するデジタルツインである模倣ネットワークを用いることで、ネットワークの障害発生時の振る舞いやその対策などの検証を実サービスに影響なく柔軟に実施することが可能となります。この研究では、模倣ネットワークの自動構築や障害再現自動化など、より実用的な模倣ネットワーク基盤を実現するための取り組みを行っています。

【研究者】

情報科学研究科 情報工学専攻

  • 准教授 小林 諭

【連携先】

情報関連企業

7

【テーマ】電波の力でミライを創造する
〜IoTモニタリングの実現〜

我々の研究グループでは,電波を利用したセンシング技術の研究を主に取り組んでいます.本展示では,センサネットワークに用いられる920MHz帯電波を用いたヒトや鳥獣の検知への応用や,土砂災害モニタリングシステムの開発,ならびにモバイルデバイスの位置推定の技術について紹介します.

【研究者】

情報科学研究科 情報工学専攻
モニタリングネットワーク研究グループ

  • 教授  西 正博(代表)
  • 准教授 小林 真
  • 助教  山口 隼平

【連携先】

通信関連企業、地方自治体

8

【テーマ】失語症者のための言語聴覚訓練支援システムの開発

失語症は、脳卒中、一部の腫瘍、頭部の外傷、脳の感染症などが原因で脳が損傷を受けることで起こる高次脳機能障害の一種です。医療分野のデジタル化を通して言語聴覚士の負担を軽減し、失語症者の職業復帰を支援する、リハビリテーションプラン作成機能と問題解答トレーニング機能を有した言語聴覚訓練支援システム AphaRehaSys (ありす) を開発しています。

【研究者】

情報科学研究科 知能工学専攻
データ科学講座・機械学習_言語聴覚訓練支援システム開発グループ

  • 教授 内田 智之(代表)
  • 助教 川本 佳代
  •    濵 佑太(院生)
  •    中村 陽和(院生)
  •    櫻井 勇輔(院生)

9

【テーマ】見えない攻撃から、AIを守れ
~AIセキュリティに関する研究~

AIの社会実装が進む一方で、深層学習モデルの判断を誤らせる「敵対的攻撃」が、安全性を脅かす深刻な問題となっています。音声認識・センサ監視・自動運転など実世界の応用では、音声データ・時系列データ・点群データといった多様なデータ形式が用いられます。本展示では、これらのデータに対する敵対的攻撃の仕組みと、それを検出する手法を紹介し、AIをより安全に活用するための取り組みを示します。

【研究者】

情報科学研究科 知能工学専攻
データ科学講座・AIセキュリティグループ

  • 教授 田村 慶一(代表)
  •    髙橋 京之佑(院生)
  •    山田 賢生(院生)

【連携先】

情報関連企業、公的研究機関、地方自治体など

10

【テーマ】プライバシー保護とデータ活用の両立を目指して
~モデル蒸留に基づく連合学習~

個人や組織が持つデータを一箇所に集めることなく機械学習を行う「連合学習」が注目されています。しかし従来手法では、共有するモデルのパラメータから元のデータが推測されるリスクがあります。本展示では、データだけでなくモデルそのものも秘匿できる「モデル蒸留に基づく連合学習」を紹介します。また、プライバシー保護とデータ活用を両立する基盤技術として、機微なデータを扱う分野への応用可能性についても説明します。

【研究者】

情報科学研究科 知能工学専攻
データ科学講座・連合学習グループ

  • 教授 田村 慶一(代表)
  •    鶴田 祐哉(院生)
  •    水野 雄介(院生)

【連携先】

情報関連企業、公的研究機関、地方自治体など

11

【テーマ】IoT時代のデータ活用
~深層学習を用いた時系列データ分類~

センサなどから時々刻々と収集されるデータから、対象の動きや状態を自動で識別する技術が求められています。本展示では、深層学習を用いた時系列データの分類技術とその応用について紹介します。一方で、こうしたモデルは大規模化が進み、計算資源の限られたIoT機器やエッジ端末では動作が困難という課題もあります。そこで、高い性能を維持したままモデルを軽量化し、エッジ側での実用化を目指す取り組みについても示します。

【研究者】

情報科学研究科 知能工学専攻
データ科学講座・時系列データ分析グループ

  • 教授 田村 慶一(代表)
  •    小林 奏太(院生)

【連携先】

情報関連企業、公的研究機関、地方自治体など

12

【テーマ】感性×AI:画像生成AIや視線追跡技術を活用した対話型デザインシステム

画像生成AIや視線追跡技術を活用し、一人ひとりの好みに合ったデザインを効率よく生成するデザインシステムを開発しています。ユーザの選択や視線情報から嗜好や興味を推定し、それらを反映したデザイン案を次々に生成します。企業の商品開発やデザイン支援への活用が期待されます。

【研究者】

情報科学研究科 知能工学専攻

  • 教授 原 章

13

【テーマ】XR技術を活用した学習とトレーニングへの取り組み

XR(VRやAR,MR)を活用した学習支援システムの開発を主に行っています。特に化学や物理など理科系科目での実験を伴う学習や数学について、XRを用いた仮想的な実験の体験を活用した学習手法の研究を行っています。

【研究者】

情報科学研究科 知能工学専攻
人間情報学講座・学習工学グループ

  • 講師  岡本 勝(代表)
  • 教授  松原 行宏
  • 准教授 毛利 孝佑

14

【テーマ】知識伝達を支援する表現とタスク設計に関する研究
〜概念マップの再構成を通した理解状態の可視化とズレの検出〜

本展示では、伝えたい内容を概念マップとして図的に表現し、それを受け手が同じ部品を用いて再構成する「再構成型概念マップ」をご紹介します。再構成結果を元のマップと比較することで、理解状態の可視化や認識のズレの発見を支援し、対話のきっかけを提供します。教育場面や企業実務での活用事例についても紹介します。

【研究者】

情報科学研究科 知能工学専攻

  • 助教 渡邉 弘大

【連携先】

情報関連企業、教育関連企業、公的研究機関、地方自治体など

15

【テーマ】移動ロボットとすれ違う歩行者の脚部運動特徴に基づく主観的歩きやすさの解析

日常生活環境で活動するロボットには、周囲の人が歩きやすいように振る舞うことが求められます。脚部動作の計測に基づいて,ロボットとすれ違う歩行者の歩きやすさを推定する方法を報告します。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
人間・ロボット共生講座 共生ロボット研究グループ

  • 教授 池田 徹志(代表)
  •    田脇 結花(院生)
  •    篠澤 一彦(大阪教育大学)

16

【テーマ】移動領域の投影により複数の歩行者を誘導する移動ロボット

人とロボットが安心して共存するためには,ロボットが自分の行動を周囲に情報提供することが有効です。プロジェクタによる投影を用いて自分の将来の経路を示し、すれ違って移動する歩行者を誘導する方法を提案します。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
人間・ロボット共生講座 共生ロボット研究グループ

  • 教授 池田 徹志(代表)
  •    松本 裕二(院生)
  •    岸 翼(院生)

17

【テーマ】電動シニアカーの転倒防止システムの開発

電動シニアカーは、歩行が困難な方や自動車免許を返納した後の新しい移動手段として注目されています。電動シニアカーは免許不要で便利ですが、速度調整や段差に弱い危険性があり、転倒や衝突時に大事故につながる恐れがあります。本展示では、段差での転倒リスクを低減する運転支援システムの開発状況について報告します。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
次世代自動車技術研究開発グループ

  • 助教 齊藤 充行(代表)
  • 助教 小作 敏晴
  • 助教 髙橋 雄三
  • 助教 辻 勝弘

【連携先】

機械系関連企業、電気系関連企業、情報系関連企業、自動車系関連企業

18

【テーマ】悪路走行に対応可能な自動運転システムの開発

本研究では、林道や災害時に生じる凹凸や段差のある道路でも、安全に走行できる自動運転システムの実現を目指します。タイヤに掛かる力や車体の上下動と傾きを考慮し、悪路での車両の位置や向きを高精度に予測する技術を提案します。本展示では、悪路走行に対応可能な自動運転システムの開発状況について報告します。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
先端自動車制御技術研究開発グループ

  • 助教 齊藤 充行(代表)
  •    角 悠行(院生)

【連携先】

自動車系関連企業、機械系関連企業、電気系関連企業、情報系関連企業

19

【テーマ】超低μ路走行に対応可能な自動運転システム

本研究では、アイスバーンや雪道を安全・安心に走行することができる自動運転システムの実現を目指しています。本研究の特徴は、車の位置や向きだけではなく走行中に時々刻々と変化する車体重心や横すべりにも対応できることです。本展示では、超低μ路走行に対応可能な自動運転制御システムの開発状況について報告します。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
次世代自動車技術研究開発グループ

  • 助教 齊藤 充行(代表)
  •    横山 颯紀(院生)

【連携先】

自動車系関連企業、機械系関連企業、電気系関連企業、情報系関連企業

20

【テーマ】微細MOSFETにおけるRandom Telegraph Noiseの測定と評価

MOSFETにおけるRandom Telegraph Noise(RTN)の研究は、次世代の微細トランジスタの性能と信頼性を確保するうえで大変重要です。RTNはMOSFETのドレイン電流などが時間とともにランダムに大きく変動するノイズ現象で、電子または正孔が欠陥により捕獲・放出されることによって引き起こされるために発生します。ここでは、微細MOSFETのRTNを測定し評価した結果について紹介いたします。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻

  • 助教 辻 勝弘

【連携先】

半導体関連企業、電気・電子関連企業、自動車関連企業、公的研究機関など

21

【テーマ】都市環境の分散型電源に適応した小型垂直軸風車の開発

災害時の電源確保や脱炭素社会の実現に向けた対策として分散型電源が注目されています。小型垂直軸風車は、騒音や景観などへの配慮が必要な都市部での分散設置に適した発電装置の1つです。本会では高効率化を目的としてブレードの電動式ピッチ角制御機構を導入した「垂直軸可変ピッチ風車」の開発状況について報告します。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻

  • 助教 小作 敏晴

【連携先】

機械系関連企業、電気系関連企業

22

【テーマ】AIで声を「見える化」する次世代の音声リハビリ支援

加齢で衰える声を、毎日の発声機能訓練(VFE)とAIの音響解析で「見える化」する研究。ジッタ・シマーやHNRなどで声の震えやかすれを数値化し、画面で経過を提示することで訓練の継続を後押しする。約100日の訓練で発声持続時間が約2倍に延び、音域も拡大するなどの成果を確認。誤嚥性肺炎の予防や健康寿命の延伸をめざすAI音声リハビリアプリの開発につなげる。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
サウンドデザイン研究室

  • 教授 石光 俊介(代表)
  •    三藤 早葵(院生)

23

【テーマ】熟練の「黄金の耳」をAIでつくる 音質評価の自動化への挑戦

熟練者(ゴールデンイヤー)にしかできない音質評価を、多くの一般受聴者の感性をデータ化して学習させた“AI評価者”で自動化する研究。迫力感・響き・定位感を点数化し音響特性と対応付けて機械学習でモデル化する。25音源の印象を点数化し、ダミーヘッド録音で定位感を約85%再現するなどの成果を確認。オーディオ機器・自動車・製品サウンドの設計や評価への応用をめざす。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
サウンドデザイン研究室

  • 教授 石光 俊介(代表)
  •    石川 裕子(院生)
  •    安東 祐可(院生)
  •    橋部 奏杜(学部生)

【連携先】

株式会社モルテン

24

【テーマ】神楽の「神和ぎ」謎をテンポ分析で解き明かす

基本拍54BPMと遅い神楽が、166BPMのポップスに劣らぬ高揚感を生む逆転現象を、音響工学と知覚心理学で解明する研究。54BPMの大太鼓に108・216BPMの刻みが重なる多重構造や、人が最もノリやすい快適テンポ帯との一致が高揚感を生むことを独自の分析ツールで定量化。観光・地域振興、音楽制作、文化継承への応用をめざす。NHKにて7月放送。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
サウンドデザイン研究室

  • 教授 石光 俊介(代表)
  •    伊藤 大貴(院生)
  •    松本 晃一(学部生)

25

【テーマ】「クルマの音」を、感性と脳科学でデザインする

EV化・自動運転で激変する車内の音を、感性評価と脳科学でデザインする研究。SD法・因子分析でブランド音質を設計し、聴覚誘発反応(N1)など脳磁界計測で不快さを低負担に客観評価する。吸音材で会話の母音正答率が約10%向上するなどの成果を確認。EV走行音・AVAS・車内オーディオなど、次世代モビリティの心地よい音環境づくりをめざす。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
サウンドデザイン研究室

  • 教授 石光 俊介(代表)
  •    須藤 季砂(院生)
  •    近藤 優向(院生)
  •    鶴田 明日人(学部生)

【連携先】

マツダ

26

【テーマ】豚の呼吸器病を「体内伝導音」で早期発見するAI耳標システム

耳標に内蔵した小型ピエゾセンサで豚の体内伝導音を取得し、クラウドのAIが呼吸器病を判定してスマホに結果を通知するシステムの研究。WiFi-HaLow(920MHz)で100m超の長距離・低電力伝送を実現し、重度罹患個体で約95%の疾病認識率を確認。特許2件出願。畜産型Society5.0の実現に向け社会実装をめざす。また、本件はAIforScience萌芽的挑戦研究創出事業(SPReAD)にも採択されている。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
サウンドデザイン研究室

  • 教授 石光 俊介(代表)
  •    神谷 太星(院生)
  •    巽 亮太(院生)
  •    加藤 稜久(学部生)

【連携先】

東北大学、新居浜高専、農研機構、佐賀県畜産試験場、メモリーテック/TOPPAN(JRA畜産振興事業)

27

【テーマ】一瞬で消える機械の音を「くっきり」見える化する超解像の音分析技術

衝撃音など一瞬の音を、時間と周波数の両面から高精細に分析する超解像技術の研究。スーパーレット変換(SLT)とシャノンウェーブレットを用い、従来法(STFT・CWT)の不確定性の限界を超えて微細な音構造を可視化する。油圧ショベルの作業音で20Hz差・0.25秒差の分離を実機検証。機械の故障診断・騒音対策・製品の音づくりへの応用をめざす。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
サウンドデザイン研究室

  • 教授 石光 俊介(代表)
  •    菅沼 大輝(院生)
  •    箱崎 智行(院生)
  •    海内 宙夢(学部生)

【連携先】

小松製作所

28

【テーマ】音源分離・音源分離を用いた所望信号と外乱信号の分離技術

AI技術の発展によりデータドリブンによる音声や音響などの所望信号を簡単に分離することが可能となった.しかし,多量のデータや事前情報など前提となる情報を必要とする.我々は対象信号に対しする任意のモデリングや最適化を自由に設計して所望信号の特徴から任意の信号を取り出す技術について紹介する.

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
インタフェースデザイン講座・音声信号処理研究グループ

  • 准教授 中山 仁史(代表)
  •     大島 風雅(院生)
  •     藤巻 葵(院生)

29

【テーマ】競技かるたにおける決まり字解析技術

競技かるたでは上の句に対して,下の句の札を取ることが行われている.本技術では決まり字となる音声発声の僅かな変動を認識する技術について紹介する.

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
インタフェースデザイン講座・音声信号処理研究グループ

  • 准教授 中山 仁史(代表)
  •     大島 風雅(院生)
  •     近藤 碧(院生)

30

【テーマ】無線LANの信号強度による在室管理技術

各無線LANには固有のIDを有しており,受信位置に依存した信号強度を得ることができる.そこで,複数の無線LANの信号強度を受信することで,特定の部屋における在室有無を判定することが期待できる.本発表での在室有無を自動で確認する技術を紹介する.

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻
インタフェースデザイン講座・音声信号処理研究グループ

  • 准教授 中山 仁史(代表)
  •     和気 佑弥(院生)

31

【テーマ】エージェントシステムおよび進化計算の応用研究
~①輻輳海域における多船航路探索、
②電力線通信における通信方式の最適化~

機械学習や進化計算などの代表的なAI技術を実世界の問題に適用する場合、学習や解探索に要する計算コストが急激に増加することが多々あります。このような場合、問題特有の知識の利用はもちろん、学習法、探索法、システム構成を適切に選択・修正することが必要となります。本研究ではこれらの要求を考慮しつつ、エージェントシステムや進化計算を実問題に適用するための方法について紹介します。

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻

  • 准教授 神尾 武司

【連携先】

モビリティ関連企業、システムパラメータの最適化を検討したい企業、公的研究機関など

32

【テーマ】行動変容をデザインする:直感と体験のメカニズム

人と機械がスムーズにやり取りするには,明示的な指示を出すより,印象などを通じて「無意識の行動」を促すデザインが重要です.本報告では,このような無意識の行動の変化を,データとして正しく計測・把握(定量的把握)する手法について,「眼と手の協応」「視線カスケード」「メンタルモデルの共有」「対話中心の運動」の側面から解説します.

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻

  • 助教 高橋 雄三

【連携先】

情報関連企業、地方自治体、医療・福祉関連企業

33

【テーマ】無意識の選好を予測する:自律神経と眼球運動の統合エージェントベースモデル

ヒトは興味のあるものに自然と眼を向けます.この反応は脳幹網様体賦活系といった脳の原始的な働きだけでなく,自律神経の調節も深く関係しています.本モデルでは「眼球の動き」と「瞳孔の開閉」を2つのエージェント(要素)と見なし,ヒトが目で見て判断する際に生じる「視線の偏り(無意識な注意の偏り)」のメカニズムを説明します.

【研究者】

情報科学研究科 システム工学専攻

  • 助教 高橋 雄三

【連携先】

情報関連企業、地方自治体、医療・福祉関連企業

34

【テーマ】MEMS技術とその医療応用

マイクロ・ナノメートルのサイズで機能するMEMS技術とそれの医用応用に関する研究開発を紹介します。 (1) 肺内部での呼気吸気計測を可能とする生体情報極限計測技術の開発 (2) マイクロニードルを応用した次世代経皮吸収剤技術の開発 (3) MEMS技術を用いたウエアラブル、フレキシブルセンサシステムの開発

【研究者】

情報科学研究科 医用情報学科専攻
医用ロボット研究グループ

  • 教授  式田 光宏(代表)
  • 准教授 長谷川 義大

35

【テーマ】病気の診断に用いるアミノ酸計測用小型装置の開発

臨床医療や予防医療の分野において適用可能な、血液中のアミノ酸濃度からがんや糖尿病、肝臓病などの疾患を簡便に診断可能なバイオセンサー型の小型装置の開発を行っています。将来的には一つの小型装置あるいは分析キットで複数の病態の診断が可能となり、また病気の早期発見や病態異常への早期対処が出来るため、患者のみならず健常な人の医療や食に対する安心・安全を向上させることができます。

【研究者】

情報科学研究科 医用情報学科専攻

  • 准教授 釘宮 章光

36

【テーマ】“視える”を変える。眼鏡なしでも,広く,くっきりと。

水晶体の調整が不十分でも,眼鏡などの矯正なしで物体を鮮明に視ることができるマクスウェル光学系がある。しかしこの方式には、眼球を動かすと、物体がぼやけて視える問題があった。そこで我々は、新たな光学素子「半球型マルチピンホールHMP」を開発した。HMPを用いることで、眼鏡不要で、かつ広視域な像を鮮明に視ることが可能となる。

【研究者】

情報科学研究科 医用情報学科専攻

  • 准教授 常盤 達司

37

【テーマ】基町プロジェクト

広島市基町地区を実践フィールドとし、地域課題の調査や、地域の魅力の可視化・プロトタイピング・情報発信を行っています。ワークショップ、展示企画、地域ブランディング、歴史・文化資源のアーカイブ、各種デザインなど、行政・地域団体との共同プロジェクトを推進しています。

【研究者】

芸術学部 デザイン工芸学科

  • 教授 中村 圭

【連携先】

広島市中区役所、ひろしまLMO、広島市立基町小学校など

産学連携教育

38

【テーマ】情報科学部・情報科学研究科における産学連携教育

情報科学部・情報科学研究科における産学連携教育では、団体・企業様に大学で講義や演習を受け持っていただき、学生と一緒に地域課題の解決やシステム開発に取り組むことで地域社会や地域産業界に根ざした人材育成を行っています。本展示では、これまでの取り組み状況、および、2027年度における募集の変更に関する情報・募集内容について紹介させていただきます。

【研究者】

産学連携教育
情報科学研究科 教務委員会

  • 情報科学研究科 教務委員長
  • 教授 小畑 博靖(代表)
  • 情報科学研究科 教務委員

【連携先】

情報関連企業、地方自治体

39

【テーマ】広島の産業と技術

広島を代表する自動車・造船などの製造業から、筆・針・家具などの伝統産業まで、地域産業の強みを企業・行政・大学の第一線で活躍する実務家から学ぶ講義です。広島の産業を支える技術や地域振興の仕組みへの理解を深めるとともに、地域への関心やキャリア形成につなげ、地域産業を担う人材の育成を目指します。

【研究者】

産学連携教育

情報科学研究科

  • 准教授 釘宮 章光

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