本学研究者の紹介

情報科学研究科

廣門 正行(ヒロカド マサユキ)
専攻等 システム工学専攻 数理科学研究室
職名 准教授
研究分野 代数幾何学
研究概要 代数幾何学における多様体の分類理論構築を目標とします。歴史的には複素数体を基礎体とし1次元および2次元の代数多様体の分類が精力的に行われていましたが、近年では更に1)複素数体上任意次元での理論構築、2)基礎体を複素数体からより一般の代数閉体や可換環に拡張する、という方向にて世界的に研究が進められています。本研究では特に多様体の局所的性質の解明(特異点理論)を目標とし、上述2)の方向にて研究を進めています。古典的な方法では見逃されていた点を再認識すると共に、より本質的問題点の把握に努めます。道具としては、 既存のコホモロジー理論に代表される方法に加え、グレブナー基底を用いた手法が挙げられます。
研究テーマ 代数多様体の分類理論の研究
研究キーワード 代数多様体、特異点理論、グレブナー基底、 3次元標準特異点、 2次元有理2重点および3重点
教員総覧URL http://rsw.office.hiroshima-cu.ac.jp/Profiles/1/0000084/profile.html

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