広島平和研究所

連続市民講座(2003年度)

市民が直面する戦争――21世紀の平和構築に向けて    

 

■概要 
第一次世界大戦における死傷者のほとんどは戦闘員である将兵であったものが、第二次世界大戦では、非戦闘員である市民の死亡者が全死亡者のほぼ半分を占めるようになった。朝鮮戦争以降の戦争では死傷者の大半が民間人であり、最近のアフガニスタンやイラクでの戦争でも、犠牲者のほとんどが民間人である。本講座では、第二次世界大戦ならびにそれ以降これまでに勃発した主要な諸戦争を、民間人被害者の目で批判的に捉え直し、現代戦争の諸特徴を浮かび上がらせると同時に、戦争防止に向けて私たち市民が歩むべき道を探求する。
 
■日時:10月1・8・15・22・29日、11月5・12・19日、12月3日 水曜日、 11月27日 木曜日 全10回
19:00~21:00(講義90分、質疑応答30分)

 

■会場:広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟6階 マルチメディアスタジオ
(広島市中区袋町6番36号 TEL 082-545-3911)

 
■講義内容等 
(1) 10/1(水) 田中 利幸/広島平和研究所教授 

「無差別爆撃の歴史と思想(1)――ヨーロッパ」
(2) 10/8(水) 田中 利幸/広島平和研究所教授 

「無差別爆撃の歴史と思想(2)――アジア太平洋」
(3) 10/15(水) 五十嵐 正博/金沢大学教授 

「国際人道法の形成と思想――イラク戦争を見る視点」
(4) 10/22(水) 秋山 信将/広島平和研究所講師 

「地域紛争の『被害者』――東チモールの事例を中心に」
(5) 10/29(水) 田中 利幸/広島平和研究所教授 

「現代の戦争と無差別殺戮――ベトナム戦争からイラク戦争まで」
(6) 11/5(水) 永井 均・高橋 博子/広島平和研究所助手 

「原爆投下の犯罪性――投下直後の日米関係当局の思想と行動」
(7) 11/12(水) 東郷 育子/広島平和研究所講師 

「人間の安全保障――持続可能な平和構築を目指して」
(8) 11/19(水) 水本 和実/広島平和研究所助教授 

「劣化ウラン弾の非人道性――新たな大量破壊兵器」
(9) 11/27(木) 前田 哲男/東京国際大学教授 

「核戦略の歴史と思想――人間性剥奪のプロセス」
(10) 12/3(水) 田中・水本・秋山・東郷・永井・高橋/広島平和研究所 

「平和構築に向けて――まとめ討論」

市民講座の内容は、当研究所機関紙掲載の記事でご覧いただけます。

『HIROSHIMA RESEARCH NEWS』第6巻3号内記事)

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