広島平和研究所

連続市民講座(2010年度前期)

2010年NPT再検討会議をみる視点

 

■概要 
 2010年5月、5年に1度の核不拡散条約(NPT)再検討会議がニューヨークの国連本部で開かれます。2005年の前回会議は何ら前向きな合意を残すことなく閉幕しましたが、2009年1月に誕生したオバマ米大統領が同年4月のプラハ演説で「核のない世界」の実現を訴え、米ロ間の核軍縮にも一定の前向きな姿勢を示すなど、アメリカの核政策に変化の兆しが指摘されるだけに、2010年の会議に注目が集まっています。

 こうした状況を踏まえ、今回の連続市民講座では、NPT体制とは何か、なぜこの条約が重要なのか、インドやパキスタンなどNPT体制に加入しない諸国の論理は何か、日本はどのような態度をとるべきかなど、2010年の再検討会議をみる際の基本的な知識やポイントを専門家が分かりやすく解説します。併せて、2009年12月に広島平和研究所が開催した国際シンポジウム(「ヒロシマは核兵器廃絶をめざす」、共催:中国新聞社ヒロシマ平和メディアセンター)以後の核をめぐる最新情勢についてもフォローします。

 

■日時:4月9日(金)、16日(金)、21日(水)、28日(水) 全4回 

     18:30~20:30 (講義90分、質疑応答30分)


■会場:広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟6階 マルチメディアスタジオ
     (広島市中区袋町6番36号 TEL 082-545-3911)


■講義内容等

(1) 4/9(金) 水本 和実/広島市立大学広島平和研究所准教授 

「核不拡散条約(NPT)とは何か――成立の背景から今日的意義まで」
(2) 4/16(金) 高原 孝生/明治学院大学国際学部教授 

「『核兵器国』にとってのNPT再検討会議――アメリカは“変わった”か?」
(3) 4/21(水) 吉田 修/広島大学大学院社会科学研究科教授 

「核不拡散体制の変容――印米合意と南アジアの核」

(4) 4/28(水) 浅井 基文/広島市立大学広島平和研究所所長 

「NPT再検討会議と非核三原則――広島の核意識とは?」
 

市民講座の内容は、当研究所機関紙掲載の記事でご覧いただけます。

『HIROSHIMA RESEARCH NEWS』第13巻1号内記事)

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