広島平和研究所

連続市民講座(2012年度前期) 

民主化運動の現在

 

 広島平和研究所では、2012年5月25日から6月8日まで広島市まちづくり市民交流プラザにおいて、下記のとおり2012年前期の連続市民講座を開催しました。

 


 

■概要

 近年、世界各地で民主化運動が活発化しています。「アラブの春」と呼ばれる中東・北アフリカの民主化運動は、Facebookなどのソーシャルネットワーク(SNS)を利用した新しい市民運動として大きく報道され、世界の注目を集めています。また、ミャンマーでも政権交代後に民主化が進んでいます。こうした民主化運動の波は、日本にも波及しました。アラブの春の影響を受けたアメリカの「ウォール街を占拠せよ」という経済界や政界に対する抗議運動と同様のデモは東京でも行われ、昨年活発になった反原発運動と並んで、市民の政治参加の在り方と民主主義を新たに問いなおすものとなっています。
 しかしながら、世界の民主化がさらに進展するかどうかは、依然として明確ではありません。また、新たな国家元首を世襲によって迎えた北朝鮮のように、民主化の兆しが見えない国もあります。
 現在の民主化をめぐる情勢を、私たちはどのように理解すべきでしょうか。韓国など過去の民主化運動と比べて、現在の運動はどのような特徴を持っているのでしょうか。今後、民主化運動は世界の政治や経済、そして平和構築に対してどのような影響をもたらすのでしょうか。今期の講座では、広島市立大学広島平和研究所と国際学部の教員が、それぞれの専門地域について民主化運動の現状と背景、展望を解説します。

 

■日時:5月25日、 6月1日、6月8日 金曜日 全3回
     18:30~20:30 (講義90分、質疑応答30分)

 

■会場:広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟6階 マルチメディアスタジオ
    (広島市中区袋町6番36号 電話082-545-3911)

 

■講義内容等
(1) 5/25 (金) 金 聖哲/広島市立大学広島平和研究所教授

「朝鮮半島の民主化運動――民主化達成への道程とその教訓」
(2) 6/1 (金) ナラヤナン・ガネサン Narayanan Ganesan/広島市立大学広島平和研究所教授

「ミャンマーの民主化運動」(英語:通訳付き)
(3) 6/8 (金) 宇野 昌樹/広島市立大学国際学部教授

「アラブの『春』から見えてくる私たち、そして日本の姿」
 

 

市民講座の内容は、当研究所機関紙掲載の記事でご覧いただけます。

『HIROSHIMA RESEARCH NEWS』第15巻2号内記事)

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