広島平和研究所

連続市民講座(2012年度後期) 

沖縄近現代史における平和の模索

 

 広島平和研究所では、2012年10月19日から11月16日まで広島市まちづくり市民交流プラザにおいて、下記のとおり2012年後期の連続市民講座を開催しました。

 


 

■講座名:沖縄近現代史における平和の模索

【概要】

 2012年、沖縄は「本土復帰」から40年を迎えました。沖縄戦の記憶の継承や返還協定をめぐる日米密約、米軍基地移転問題をはじめ、沖縄は平和に直結する数多くの課題に直面しています。日米安保をはじめとして、日本の安全保障はいわば沖縄の負担のもとに成り立ってきました。その背景には構造的「沖縄差別」があることも指摘されています。
  こうした「沖縄差別」や、沖縄に押し付けられた米軍基地問題については、報道の多さの割には「本土」では十分に論じられてこなかったように思われます。また日本から独立した存在であった琉球の歴史・文化については、必ずしも理解されているとは言えないまま40年が過ぎました。
 本講座では、沖縄の人びとの戦争体験や戦後の思想、米軍基地と沖縄の自治の関係、日米安保における沖縄の位置づけ等に焦点を当て、沖縄が抱える諸問題を歴史的に解説します。そして近現代の沖縄がどのように平和を模索してきたのか、今後どのような道をとるべきなのかについて探ります。広島にいる私たちが広島の体験と沖縄の体験をどうつなぐことができるのか、広島からの視点も提示しながら議論していきます。
 

■日時:10月19・26日、11月2・9・16日 金曜日 全5回
     18:30~20:30 (講義90分、質疑応答30分)

 

■会場:広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟6階 マルチメディアスタジオ
     (広島市中区袋町6番36号 電話082-545-3911)

 

■講義内容等
(1) 10/19(金)鹿野 政直/早稲田大学名誉教授

「琉球・沖縄近現代史への視角――沖縄をめぐる諸問題」
(2) 10/26(金)明田川 融/法政大学非常勤講師 

「沖縄基地問題――その歴史と現状」
(3) 11/2(金)河上 暁弘/広島市立大学広島平和研究所講師 

「沖縄職務執行命令訴訟再考――沖縄から見る地方自治・平和・日米安保」
(4) 11/9(金)東 琢磨/フリーランスライター 

「ヒロシマとオキナワ――広島からの視点」
(5) 11/16(金)新崎 盛暉/沖縄大学名誉教授 

「戦後日本における沖縄の位置」
 

 

市民講座の内容は、当研究所機関紙掲載の記事でご覧いただけます。

(『HIROSHIMA RESEARCH NEWS』第15巻3号内記事)

 

[ Adobe Acrobat Reader ダウンロード ]