広島平和研究所

研究員紹介

 

氏名:直野 章子

職:教授

専門分野:社会学
主な研究テーマ:被爆の記憶、トラウマ論、戦後補償論

 

     ※最新の研究業績は[教員総覧]をご覧ください。


著書(単著)

  1. 直野章子『原爆体験と戦後日本――記憶の形成と継承』岩波書店、2015年7月
  2. 直野章子『被ばくと補償――広島、長崎、そして福島』平凡社新書、2011年12月
  3. 直野章子『「原爆の絵」と出会う 込められた想いに耳を澄まして』岩波書店、2004年7月
  4. 直野章子『ヒロシマ・アメリカ—原爆展をめぐって』渓水社、1997年10月

 

著書(編著)

  1. 直野章子・波潟剛・三隅一人(本名:一百)・チョン・グンシク編『記憶と表象から読む東アジアの20世紀』花書院、2014年3月
  2. 直野章子・チョン・グンシク編『기억과 표상으로 보는 동아시아의 20세기(記憶と表象からみる東アジアの20世紀)』韓国景仁文化社、2013年5月
  3. 広島平和記念資料館編『図録 原爆の絵 ヒロシマを伝える』岩波書店、2007年3月

 

著書(共著)

  1. Akiko Naono, “Victimhood,” in Daisuke Naito, Ryan Sayre, Heather Swanson, Satsuki Takahashi eds., To See Once More the Stars: Living in a Post-Fukushima World, New Pacific Press, 2014.03, pp. 135-138.
  2. 直野章子「社会の境界を生きる人びと――戦後日本の縁」『シリーズ戦後日本社会の歴史』第四巻、岩波書店、2013年3月
  3. 直野章子「トラウマとしての戦争体験」野上元・福間良明編『戦争社会学ブックガイド』創元社、2012年3月、213-215頁
  4. 直野章子「大災害のあとを生きる」今福龍太・鵜飼哲編,『津波の後の第一講』岩波書店、2012年2月、126-145頁
  5. Akiko Naono, “Producing Sacrificial Subjects for the Nation: Japan’s War-Related Redress Policy and the ‘Endurance Doctrine” in Herman Gray and Macarena Gomez-Barris eds., Toward a Sociology of the Trace, University of Minnesota Press, 2010.08., pp. 109-134.
  6. 直野章子「記憶風景」「トラウマ記憶」日本社会学会社会学事典刊行委員会編『社会学事典』丸善、2010年6月
  7. 直野章子「償いなき国の被爆者対策」高橋真司、舟越耿一編『ナガサキから平和学する!』法律文化社、2009年
  8. 直野章子「原爆被害者と『こころの傷』 - トラウマ研究との対話的試論」三谷孝編『戦争と民衆 戦争体験を問い直す』旬報社、2008年4月、85-121頁
  9. 直野章子「暴力の跡と情動という知 - 〈ヒロシマ〉の跡を辿りながら」浜日出夫編『戦後日本における市民意識の形成 戦争体験の世代間継承』慶応大学出版会、2008年1月、23-51頁
  10. Akiko Naono, “Conjuring up traces of historical violence: Grandpa, who is not in the photo,”Angela Davis and Neferti Tadiar eds., Beyond the Frame: Women of Color and Visual Representation, New York: Palgrave Press, 2005.01, pp.107-129.
     

原著論文

1.    Akiko Naono, “Work of Mourning and the Collective Memory of War: Remembering Hiroshima’s Perished Students,” Social Theory and Dynamics, Vol. 1, 2016.03, pp. 4-22.
2.    直野章子「戦死者追悼と集合的記憶の間――原爆死した動員学徒を事例として」社会理論・動態研究所『理論と動態』第7号、2-20頁
3   NAONO Akiko, “Transmission of Trauma, Identification and Haunting: A Ghost Story of Hiroshima,”  Intersections: Gender and Sexuality in Asia and the Pacific, Issue 24, http://intersections.anu.edu.au/issue24/naono.htm, 2010.06.
4.    直野章子「ヒロシマの記憶風景――国民の創作と不気味な時空間」日本社会学会『社会学評論』第60巻第4号、2010年3月、500-516頁
5.    直野章子「『市民が描いた原爆の絵』作者聴きとりに関する調査研究」『広島平和記念資料館資料調査研究会 研究報告』第5号、2009年3月、5-45頁
6.    直野章子「『被爆者援護に関する法律』と戦争被害受忍論」日本原水爆被害者団体協議会『被爆者問題研究』第13号、2009年3月、24-38頁
7.    直野章子「被爆を語る言葉の隙間――〈被爆者〉の誕生と「被爆体験記」の始まりから」関西社会学会『フォーラム現代社会学』第8号、2009年3月、13-30頁
8.    直野章子「『被爆の証言』を紡ぎだす――『原爆の絵』作者への聴きとりから」『国立歴史民俗博物館研究報告』第147集、2008年12月、197-217頁
9.    直野章子「被爆を語る言葉と痛みの共振」大阪大学『日本学報』第27巻、2008年3月、69-92頁
10.    直野章子「被爆の記憶とトラウマの時間~体験継承の(不)可能性~」『慶應義塾大学 21COE-CCC 国際シンポジウム「多文化多世代交差世界の政治社会秩序形成―多文化世界における市民意識の動態―」』、2006年11月

 

書評

1.    直野 章子「福間良明、山口誠、吉村和真編『複数の「ヒロシマ」――記憶の戦後史とメディアの力学』青弓社、2012年」『社会学評論』(日本社会学会)第64巻第2号、2013年12月、319-320頁
2.    直野 章子「清水修二著『原発とは結局なんだったのか――いま福島で生きる意味』東京新聞出版局、2012年」しんぶん赤旗、2012年10月
3.    直野章子「高瀬毅著『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』平凡社、2009年」神戸新聞、長崎新聞など(共同通信配信)、2009年8月
4.    直野章子「中澤正夫著『ヒバクシャの心の傷を追って』岩波書店、2007年」共同通信、2007年9月

 

総説, 論評, 解説, 報告書等

1.    直野章子「棄民を生み出す国家の論理――受忍論とその効力」岩波書店『世界』、2013年8月
2.    直野章子「トラウマの表現――生き残りたちの〈原爆後〉序論」世界思想社『世界思想』、2014年4月
3.    直野章子「国民受忍論の系譜」日本原水爆被害者団体協議会、2011年3月
4.    直野章子「戦争被害受忍論の批判的考察」大阪空襲裁判意見書・大阪地方裁判所提出、2011年1月.
5.    直野章子「『国民受忍論』捨て補償を」朝日新聞、2010年12月
6.    直野章子「記憶しなければならないこと――光州民衆抗争30周年特別シンポジウムに参加して」月刊イオ、2010年7月
7.    直野章子「憲法実現への先頭に立つ被爆者」被団協、2010年1月
8.    直野章子「オバマ大統領ノーベル平和賞決定に思う 命脅かす暴力の根絶を」神戸新聞、南日本新聞、岐阜新聞など(共同通信配信)、2009年10月
9.    直野章子「危険な『基金構想』--認定訴訟の『解決策』について」『自分史つうしん ヒバクシャ』、2009年7月
10.    直野章子「私の視点 核保有議論 被爆者切り捨て浮き彫り」朝日新聞、2006年11月

 

学会発表等

1.      直野章子「出来事としてのトラウマ/記憶としてのトラウマ――トラウマの在り処と二つの『事後性』」京都大学人文科学研究所「トラウマ経験の組織化をめぐる領域横断的研究」研究会、2014年11月29日
2.    直野章子「原爆被害者運動と戦後日本――『共感の共同体』の成立と衰退」環境社会学会, 2014年12月14日
3.    直野章子「被爆者援護政策と放射線起因性」日本学術振興会・東日本大震災学術調査「環境経済・災害」研究班、2013年12月16日
4.    直野 章子「戦死者慰霊と原爆の記憶――広島の学徒動員をめぐって」国際日本文化研究センター「日本文化形成と戦争の記憶」共同研究会、2012年10月28日
5.    直野章子「被ばくと『受忍』――戦後補償の歴史から原発事故を考える」戦争社会学研究会, 2012年3月11日
6.    Akiko Naono, “Memories of Hiroshima Bombing and Its Testimonial Representations,” Bilder des Zivilisationsbruchs zwischen Ost und West: Die Ikonographie von Auschwitz und Hiroshima in den Künsten und der Publizistik Osteuropas, 2011.06.27.
7.    直野章子「トラウマ記憶と主体――原爆生き残りの証言から」ソウル大学・九州大学 学術交流会、2010年7月10日
8.    Akiko Naono, “Transmission of Trauma and Subjectivity of Objects,” Interrogating Trauma, 2008.12.
9.    直野章子「〈ヒロシマ〉を証言する――トラウマ論をてがかりに」戦争・原爆がもたらした〈心の傷〉に関するシンポジウム、2008年12月
10.    直野章子「被爆を語る言葉の隙間」NIHUプログラム・イスラーム地域研究国際シンポジウム「ナクバから60年」、2008年12月
11.    直野章子「〈被爆体験〉の境界と〈被爆〉を語る言葉」関西社会学会、2008年5月
12.    Akiko Naono, “ldquo;Japanese hibakusha’s silence and their redress movement,” Inter-Asia Cultural Studies, 2007.06.
13.    Akiko Naono, “Making disposable subject/object for the nation: Japan’s war-related redress policy toward its citizens,” Affecting the nation workshop, 2007.03.

 

≪受賞≫

  •  第三回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞, 平和・協同ジャーナリスト基金, 1997.12.