国際交流・留学
派遣留学の体験記 (マレーシア・マレーシア科学大学)

国際学部 国際学科 4年 武中 颯平さん
マレーシア・マレーシア科学大学
[2020年2月 – 2020年4月]
● 留学先大学の特徴とアピールポイント
特徴とアピールポイントは、日本以外にも留学生が多いので、マレーシアの多民族国家であるという文化だけでなく、他のヨーロッパ、アフリカ、アジアなど多様な文化に触れることができることだと考えます。実際に私が特に仲良くなったのはオランダ人、タイ人、インドネシア人の留学生です。食文化などいろいろな文化について教えてもらったり、また日本の文化を伝えようとしたりする中で、語学力はもちろん、自分の国の文化に対しても改めて考えることができました。
![]() 〈ジョージタウンにあるインスタ映えスポット。他国からの留学生たちと。〉 |
![]() 〈大学校舎の様子。Social Science学部の講義棟。〉 |
● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
留学で得たものは、2つあります。1つ目は、ハプニングにあっても冷静に対処するようにつとめる心構えです。今回の留学はコロナウイルスの影響で中止となり、帰国の準備や都市封鎖においてたくさんのハプニングに見舞われましたが、冷静に1つ1つ対処することでハプニングを乗り越えることができました。
2つ目は、たくさんのことに興味を持ち、自分の意見を考えるようにしようと思えたことです。インドネシアの留学生の友人と都市封鎖前や後にたくさん話す機会があり、日本の文化のことや政治(コロナに対する日本政府の対応なども)などたくさん質問される機会がありました。英語で伝えることが難しいこともありましたが、どちらかというと自分の考えがあまりなくて、上手く答えられないことが多くありました。質問されてみると、自分の考えを持っていて説明できたほうがいいと思える質問が多かったので、今後は今まで自分が興味のなかったことでもいろいろなことに関心をもって、自分の考えをもっておいて誰かに説明できるようになりたいと思うようになりました。
今後は、自分自身や今現在の日本の状況などについての自分の考えをきちんと持ち、就職活動や残りの学生生活の中で自分に何ができるか、何をしたいのかを真剣に考えて、行動していくようにしたいと思います。
![]() 〈IMCC:市大の国際交流推進センターのようなところ〉 |
![]() 〈IMCCが企画してくれた留学生向けの旅行のときの集合写真〉 |
● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
留学は他の国の文化や考え方などに触れるいい機会だと思います。しかし、また自分の国の文化などについても考え直せるいい機会でもあると思います。たくさんのものに触れ、語学や授業などの勉強だけにとらわれず、自分自身についてより深く考えたり、たくさんのことを学んだりとよりよい留学にしていってほしいです。
![]() 〈ジョージタウンにあるヒンドゥー教のもののような寺院〉 |
![]() 〈ストリートアートが市街(ペナン島のジョージタウン)に多くある〉 |
● 最後に(留学中、特に楽しかったこと、つらかったことなど何でも。)
とにかく誰かと話をすることが楽しかったです。偏見ですが、自分自身も含めて留学生は独特な考えの人が多いのか、日本人の他の留学生含め、自分にはない考えに触れる機会が多くて楽しかったです。
![]() 〈学内から無料で行けるモールの中のフードコートのローストチキン。12リンギット(約310円)ほど。〉 |
![]() 〈大学近くのコーヒーショップ〉 |
【関連リンク】
お問い合わせ先
国際交流推進センター(事務局本部棟1階)
TEL:082-830-1784
E-mail:iepc&m.hiroshima-cu.ac.jp
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