国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記 (フランス・レンヌ第2大学)

国際学部 国際学科4年  水野 椋太さん

 フランス・レンヌ第2大学
[2018年9月 ‐2019年5月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
レンヌの街は地元の人や先生は田舎と自虐していますが、地下鉄やバスで交通網はかなり整備されており、夜遅くまで遊んでいても移動には困らないと思います。中心街に出れば食べたり飲んだりするところはもちろん、生鮮食品や古本の市場が定期的にあり、フランスの漫画バンド・デシネ専用の古本市などがありました。自分は図書館や美術館によく行っていました。語学学校のCIREFEは授業内容が濃い上にコマ数も多いです。しかし個性的な先生が多く、授業も独特なものが多かったのでとても面白かったです。当然フランス語の勉強もできますが、CIREFEは授業の他にも様々なイベントを企画しており市のオペラに無料で参加できたり、週末に行く遠方への遠足やフォトコンテストなどが行われているので実践する機会も多いと思います。また寮の方でもイベントが企画されており、みんなで映画を見たり、ダンスをしたり、ゲームをするイベントなどもありました。レンヌの学生には日本語を学ぶ学生もいるので自分から会いに行けば友達になってくれる人も多いです。ですので自分からなんらかのアクションをすれば、新しい環境やコミュニティに飛び込むことができると思います。


<大学校舎の様子>


<日本語クラブのメンバーと>

● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
自分はもともと意見するのがあまり得意ではなく、周りにどう思われるのかを常に気にしてしまい、こんな自分を変えたいと思ったのが留学した一つのきっかけです。フランスでは案の定、授業のディスカッションだけでなく普段の雑談や、銀行などの手続きなども面倒なほど自分から言いに行かなければ相手に聞こうとも思ってもらえません。フランスでは周りを慮って(おもんばかって)も何もいいことなどなく、自分にとっても損で、ある程度クレーマー気質にならなければならないと感じました。日本に帰っても自分を表現するための語学の勉強はもちろんですが、迷惑だなとかめんどくさいなとか思われてでも自分を押し通すことをしていきたいなと思っています。


<授業風景>

 
<学食ランチ>

● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
交換留学で行く場合は期間が長く、その分想定外の出来事、事前に調べたことと異なることやそもそも知らなかったことなどと多く遭遇することになります。しかもほとんどの場合、一人です。まあ焦るとは思いますが、誰かに助けを求めたり、自分で調べて解決したりすることができればきっと自信になると思います。

  
<CIREFE(語学学校)のイベント表、毎月たくさんのイベントがある>

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