国際交流・留学 International exchange and study abroad

●　留学先大学の特徴とアピールポイント
2016年に新しいキャンパスになり、工房とスタジオの設備がとてもいいです。大学の周辺にはギャラリーもあり、大学の図書館はアートやデザインの本がたくさんあります。大学内の本屋さんでは日本では手に入らない海外の本を購入することが出来ます。コモンスペースでは学生が常に展示をしており、他学年、他専攻の学生の作品を見ることが出来ます。

• 大学校舎の様子１

• 大学校舎の様子２

• ルームメイトと

●　留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか？
大学にずっといると、周りは知った人ばかりだし、自分の作品を見るひとは決まってきてしまいます。一生懸命アーティストとして成功しようと制作していますが、卒業して、アーティストとしてどうやって行きていくのか実際にちゃんと考えていなかったように感じます。海外の慣れない環境だとしても、自分で滞在するための手続きや、家探しは自分でしなければいけません。困難なことや悔しい経験、また新しい人々との出会いを繰り返すことで、自分に足りないものや自分しか持っていないものなどが見えてきます。私は学部、修士の二回留学に行っており、それぞれ全く違う経験をすることができました。それらの時間は今の自分や作品を構成する重要な要素になっています。留学を通して、自分のいる場所は日本である必要はないと思うようになり、海外での作家活動を実現することが現在の目標になっています。

• 授業風景１

• 授業風景２

• 大学の図書館

●　これから留学を希望する後輩へのメッセージ
日本人のパスポートは世界で一番素晴らしいと言われています。なぜならほとんどの国に行けることができ、３ヶ月くらいであれば何の申請も必要ない国もあります。海外での働く権利も他の国の人と比べて、簡単だったりします。そして私たちが思っている以上に、日本の文化に興味を持っている人が多いです。せっかく受け入れてくれる環境があるのだから、小さな島国に閉じこもっていないで海外で様々な経験をしてほしいと思います。