国際交流・留学 International exchange and study abroad

overseas

派遣留学の体験記 (ドイツ・ハノーバー専科大学)

情報科学部 4年  井野場 春香さん

 ドイツ・ハノーバー専科大学
[2018年2月 ‐2019年2月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
 私はBusiness Information Systemに所属していましたが、仕事に直結した授業を行っているので、ディスカッションやプレゼンテーションが多く、また企業見学も授業に組み込まれていました。ある授業では、スーツを着てベンチャー企業の方々の前で、プレゼンテーションをすることもありました。ドイツ人学生は、好成績を常に狙っていて、意識の高さに刺激を受けました。私は特に語学が達者ではなかったこともあり、とても苦痛でしたが、とても良い経験になり、すごく刺激をもらいました。
 語学の授業に関しては、先生やクラスメイトがとても良い人ばかりで、多国籍ですが英語ではなくドイツ語で話すのでお互い話す練習にもなりますし、かけがえのない友達になりました。


<大学校舎の様子>

● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
 この留学を通して、日本では知り合うことのできなかったであろう人たちと、たくさん知り合うことができました。帰国前はテスト期間だったりしたのですが、快く会ってくれたり、帰国後メッセージをくれたりと、人に恵まれた留学期間だったことに感謝と感動を覚えました。人との出会いは本当にかけがえのない、一生の宝です。日本では、大学進学、卒業、就職という “レール” に沿った人生を歩む人が多いですが、海外では違います。年齢も多少は気にしますが、それよりも、やりたいことをやり、経験を積むことが重要視されています。そのような環境や考え方は素晴らしいと思います。周りを気にせず、やりたいことをやることが大事なのだと気づかされました。
 また、ドイツ人はもちろん、他の国の人とも関わりましたが、その国の文化や人を知ることで、その国に対する見方が変わりました。さらに、日本文化の良さや悪さも同時に知ることができましたし、知らないことがたくさんあるので、国内を知ることも大事だと思いました。今後の目標としては、さらに語学を上達させて、海外、できればドイツで働くことを経験したいと考えています。


<学内カフェテリア>


<学食ランチ>

● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
 留学を希望する方はもちろん、海外に全く興味の無い方にも伝わると嬉しいです。私は今、留年して留学を選んだ自分を褒めたいです。この留学は間違いなく私の人生における分岐点になりました。留学に対して心配事や不安がある方もいると思います。ですが、少なくとも海外に行くことは絶対にしておくべきです。新たな出会い、価値観や考え方を得られます。旅行ももちろん良いですが、チャンスがあるなら時間のある今、留学するべきです。現地に住むことで得られるものはよりたくさんあります。今、留学するかほんの少しでも迷っているなら、絶対に行くべきです。
 最後に、留学を支えて下さった方々、出会ったたくさんの方々に感謝を申し上げたいです。


<学外の寮の外観と部屋の様子>



<おすすめのCurrywurst>

【関連リンク】


お問い合わせ先

国際交流推進センター(事務局本部棟1階)
TEL:082-830-1784

E-mail:iepc&m.hiroshima-cu.ac.jp

(E-mailを送付されるときは、&を@に置き換えて利用してください。)