国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記 (ドイツ・ハノーバー専科大学)


芸術学部4年  叶 沙結理さん

ドイツ・ハノーバー専科大学
[2017年9月-2018年8月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
本大学にはない設備やより充実した設備があり、選択コースには映像製作、製本など広島市立大学にはない実習を受けることもできます。
私は製本の基礎コース、応用コース両方受講しましたが、手作業での本格的な製本が学べます。すぐ満員になる人気のコースで、とても楽しい時間だったのでオススメしたい授業の一つです。
選択コースは原則専攻関係なく早い者勝ちで受講できるので、自分が興味があるコースを探してみると面白い体験ができると思います。
また日本語の授業もあるので、校内でタンデムパートナー(互いに言語を教え合う友人)を探すこともできますし、芸術学部は交換留学生同士の顔合わせミーティングや特別プログラム(自由参加)があるので、他国の学生とも交流を持てることも特徴の一つです。

● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
留学で自分が一番実感したのは、勉強と実践で自分でも語学を上達させることができたという事です。
私は長年英語を勉強してきましたが、全然英語ができず英語が嫌いでした。大学でドイツ語を学び、ドイツ語の文法や特徴を面白いと思い、興味を持ちました。それでも渡航するまで自分はドイツ語でコミュニケーションが取れるのか、留学生活が送れるのか本当に不安でした。ですがドイツ語を使って生活し、語学コースで勉強して一年を過ごすうちに、友人と会話を楽しんだりする事ができるくらいには自分のドイツ語は上達しました。
留学する前は自分が語学を勉強し、それでコミュニーケーションを取れるようになると言う事が信じられませんでした。ですが、留学を通し、私は勉強と実践を重ねてドイツ語を上達させた、と言う実績を得る事ができました。
語学を学んだ成功体験は、今後嫌いだった英語を勉強する上でも自分の糧になると思っています。
ドイツでドイツ語を話して過ごしていても、英語の重要性について感じることはたくさんあり、ドイツ語を学ぶことで、私は英語も学びたい、と思うようになりました。ドイツ語はもちろんですが、英語も今後勉強していく事が今の目標です。

● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
目的はなんであれ、海外で長期滞在する、というのはなかなかハードルが高いと思っています。
社会に出たら、会社を辞めないと行動に移すことは難しいでしょう。
学生時代に留学することは、低リスクで海外で生活する一つの方法だと思います。帰ってきてもまだ学生ですし、交換留学なら4年で卒業することもできます。留学で海外の大学に行くこと、海外で働くことに興味を持っても、学生なら時間にも余裕があります。偉そうなことを書いてしまいましたが、留学はとても面白い体験です。もし興味を持っているなら、是非考えてみてほしいと思います。


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