国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記 (中国・西南大学) 


国際学部  国際学科4年  掛谷 恵理香さん

 中国・西南大学
[2017年9月 ‐2018年7月]

  (左:大学校舎、右:大学近辺)

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
西南大学は、重慶市内から地下鉄で約1時間の場所にある大学です。 西南大学は1号門から8号門まであり食堂も7つあるような大きな大学で学生数は5万人超、また緑や池も多くとても綺麗でした。 大学周辺には色んな種類のご飯屋さん、スーパーやドラッグストア、雑貨屋、銀行、美容院などの他、大学病院もあり便利で安心でした。 私は国際学院(学部)で他国からの留学生と共に中国語を勉強しました。国際学院には色々な国から留学生が来ていました。 例えば私は、タイ、カザフスタン、韓国、イタリア、フランス、ロシア、メキシコ、ルワンダ、ナイジェリアから来た友達ができました。 中国人学生も留学生も色んな地域・国から来ているので、西南大学ではとても面白い交流をすることが出来ます。

     (クラスメート達と)

● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
私は元々おとなしい性格で、中国に行くと言った時周りの人から心配されるくらいでしたし、私自身とても不安でした。 でも、絶対に努力して積極的に行動しようと決めていました。 最初は中国語も聞き取れないし、会ったことのない国の人もたくさんいて緊張しましたが、話しかければ話しかけるほど出会いが増えて友達が増え、行く場所が増えました。友達が増えるほど中国語も上達するので、 互いの国の生活や学校の様子、食べ物や恋愛事情などを話したり、料理を振る舞い合ったりしました。 そういった交流により日本を客観的に見ることもできました。また、お店やタクシー、病院などで要望をしっかり伝えるよう努力し、 度胸もついたと思います。友達がいない、中国語も分からない状態から外国で生活を始めたけれど最終的には楽しむことが出来たこと、 自分の行動次第で様々な経験ができると分かったことは、私にとってとても鮮やかな体験になりました。 今後は、留学で得た積極性を忘れないようにして様々なことを頑張っていきたいと思います。 また、私のように留学を不安に思っている人、留学先で心細い思いをしている人がいたら、背中を押せるような行動をしたいです。
 
  (学食ランチ等)

● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
留学すると卒業が1年遅れる、治安が悪いのではないか、危ない目にあったらどうしよう、など心配は尽きませんでしたが、大丈夫でした。 節度を守って普通に生活していたら危ない目に遭うことはありませんし、卒業が遅れるとしても留学は行く価値があると思います。 留学先では、自分の感覚を使ってその国を知ることが出来ます。頑張って学んだ外国語はもちろん、そこで自分で経験したこと、 挑戦したことや失敗したことも全部自分だけの財産にすることができます。これはとても魅力的なことだと思います。 ですので、後輩の皆さん、もし留学をするか迷っていても、留学に行きたい気持ちが少しでもあるなら前向きに検討してみてください。 私は本当に行って良かったと思いました。

   
(左:子パンダ、右:ホンヤートン(重慶))


 
(民族衣装を着た留学生達)

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