国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記 (韓国・梨花女子大学校) 

国際学部 国際学科 3年 仲村 志帆さん

 韓国・梨花女子大学校
[2017年2月 ‐2017年12月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
梨花女子大学校は、韓国で一番知名度の高い名門女子大学です。もちろんそのネームバリューのとおり優秀な学生が非常に多くみられます。また、国際色豊かで、多くの留学生がいることも梨花女子大学校の特徴です。交換留学生だけで約450人もの学生が世界中から梨花女子に集まってくるため、沢山の多様性に富んだ出会いがあります。留学生とのコミュニケーションは英語なので、英語と韓国語を同時に伸ばしたい人にはもってこいの環境です。キャンパスは、ソウルのほぼ中心に位置しており、若者カルチャーの中心とされているホンデから地下鉄で5分です。学校の前には安くてかわいい洋服やコスメ屋さんが立ち並び、現地の人や観光客で毎日のように賑わっています。また、新村と言う大規模な学生街が隣接して広がっており、徒歩圏内で「食べる、買う、遊ぶ」が完結してしまう、これ以上にない好立地でした。授業の種類は多岐に渡っており、自分の専攻分野はもちろんのこと、本学にはない分野の授業も履修する事が可能です。私はその中でも、韓国の歴史や文化遺産について履修し、また脱北者の方の講演を複数回聴講に行きました。英語で開講されている授業も多くありますので、韓国語が不安な方でも問題ありません。梨花女子大学校は、外国人に対して韓国語を教えるための大学付属の語学堂を持っており、韓国語の授業レベル分けも細かく質の高い教育を受けることが出来ます。自習室は、とても大きく綺麗で四季折々の景色が美しいキャンパスを楽しむことが出来ます。現地の学生に交じって自習室で勉強すると、いつもよりはかどるような気もして気分も良くなりますよ。


● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
梨花女子大学校での韓国語の授業がとても質が良かったため、以前から目標であった韓国語能力試験の6級に合格することが出来、満足いく結果が出せたと思っています。また、留学先では何事も自分からアタックしなければ何も始まらないので、積極性と度胸が身につきました。これからは、この留学での経験を活かし、韓国とのつながりや留学先での貴重な出会いを大切に、社会に貢献できる人間になりたいと思います。


● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
人生最後の1年と思って過ごしてください。勉強ももちろん大切ですが、課外活動や遊びも大事です。悔いが残らないように、事前にやりたいことや行きたい場所を明確にして留学することが大事です。留学中の時間は、あっという間に過ぎてしまいます。人生最後の1年だと思って、やりたいことは全部やってください。そのためには、渡韓までに貯金しておくこと、語学力をある程度磨いていくなどの準備も必要かもしれませんね。


● 留学を終えて
自分の留学生活、学校や他人は何もしてくれません。留学生活を充実させるには、自分で情報収集をして積極的に行動するしかありません。参加してよかった活動として、「アウルギ(Outlookie)」という、留学生70人と韓国人学生30人が一緒に活動する課外活動や、「funday korea networks」という、旅行やキムチを漬けるイベントなどに外国人を無料で参加させてくれる団体があります。私はこれらを利用して、韓国内外のたくさんの優秀な学生と知り合い、韓国の様々な場所を無料で旅することが出来ました。校内での活動では物足りなければ、このような活動に参加することも可能です。これを読んでくださっているみなさんが充実した留学生活を送れますように。

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