国際交流・留学 International exchange and study abroad

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留学体験記(マレーシア・マレーシア科学大学)

大学校舎の一つ

バスで10分の所にある大型スーパー
寮の部屋
寮の仲良しメンバーと(手前中央が高田さん)
イスラム寺院
コロニアル様式の建物
ビーフンスープ(4RM=約110円)

ナシゴレンセット(9RM=約250円)

受け持っていた日本語クラス 

文化発信イベント。皆けん玉に挑戦中
 ASEAN諸国の代表学生が集合したイベント

 

[2016年9月 – 2017年1月]

本学では海外の大学と学術交流協定を結び、交流・学生交換留学を推進しています。この度、マレーシア科学大学へ留学した学生から「留学体験記」の寄稿がありましたので紹介します。

マレーシア科学大学と本学は今年協定を締結し、来年度秋より学生交換事業を開始する予定ですが、現在国際学部4年の高田さんは、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」に採用され、昨年9月から今年1月までマレーシア科学大学に留学しました。

【大学・周辺の様子】
大学はマレーシア・ペナン島の空港近くにあります。学校はとても大きく、学内バスも走っていました(学生数約26,000人)。大学構内および近辺にはお店や食堂が点在し、生活には困る事はありません。バスで10分程の所には大型スーパーもあり、必要な物は概ねここで揃えました。

【寮の様子】
6ヶ月間の内、5ヶ月程、キャンパス内の寮に住みました。非常にシンプルな部屋ですが、値段が手頃で、ルームメート達と楽しく過ごしました(学内に寮が複数あり、料金は平均13リンギット、約357円/1日)。 基本的に2人部屋で私のルームメートはタイ人でした。また同じブロック(4~5部屋をまとめた1ブロックで複数のシャワー、トイレを共用)にはタイ人、インドネシア人、韓国人が住んでいました。

【街の様子】
ペナン島の中心部はジョージタウンという街で、大学からバスで約40分の所にあります。大きなバスターミナルもあり、ここからペナン島全域へバスで行くことが出来ます。
ジョージタウンでは、マレーシアの多民族国家を反映した様々な建物が見られます。同じ通りに中国寺院、イスラム寺院、ヒンズー寺院が並んでいたり、港近くにはイギリスの植民地時代の面影を残す建物も多くありました。

【学食・イベント】
学内には食堂が7、8あり、売店も複数ありました。学食はとても安価で美味しく、バラエティに富んだメニューでした。(多くはマレーシア料理で、ベジタリアン用メニューも有。) 学校には様々な国からの留学生がおり、私が受講したマレー語の初級クラスではナイジェリア人、イエメン人、中国人、タイ人の子がいました。また、私は他の日本人留学生と一緒に日本語クラスを受け持ったのですが、非常に多くの学生が日本語・日本文化に興味を抱いていることを知る良い機会となりました。 大学では随時様々なイベントが開催されており、ASEAN諸国からの代表学生が集合した行事や文化発信イベントもありました。 文化発信イベントでは、各国留学生が1ブースを持ち自国の文化を紹介するのですが、私はけん玉を用いて日本文化を紹介しました。

【留学を終えて】
6ヶ月という短期間ではありましたが、マレーシア科学大学での留学生活は大変充実したものでした。授業はもちろん英語で行われるため、内容を理解して意見交換をするのは大変で、毎日図書館(2つあり。1つは24時間オープン)で勉強したり、予習・復習に励みました。とはいっても、空きコマや自由時間には、他の留学生や友達とカフェ等で交流し、日本と変わらない生活を送りました。 また、ペナン島は総じて物価が安く、年中暑いため、服装も軽装で済みます(ただし、冷房がきついので注意)。時折マレーシア独特のペース(のんびり、マイペース)に驚く事もありましたが、「これも留学の一部だなあ」と思って楽しみました。
マレーシアは非常に多様性にあふれた国です。文化・民族・生活の面に注目して日々を過ごせば、多くの発見があり、素晴らしい経験になると思います。

国際学部4年 高田陽一朗


日本食パーティ開催時の様子


現地学生、留学生混合のスポーツ交流



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