国際交流・留学 International exchange and study abroad

overseas

Huang Jinhuiさん(中国・上海大学)の体験記

本学では海外の大学と学術交流協定を結び、交流・学生交換留学を推進しています。この度、本学に留学した学生から「留学体験記」の寄稿がありましたので紹介します。


国際学部所属
[留学期間:2017年10月 ~2018年9月]

● 広島はどんな街でしたか?日本に留学中にどんな体験をしましたか?
広島は伝統的な雰囲気が溢れる町です。いつも静かで人の心を落ち着かせます。私は去年の十月から広島にきて留学生活が始まりました。秋の半ばから、冬と春を丸ごと楽しめました。秋は紅葉狩りのために、宮島と大久野島を訪ねました。冬は雪が多く降って帰り道に積もった白雪を見るのはいい体験でした。春に入ると桜が咲き始めました。平和公園の周りは花見の一番いいスポットだと聞いたので花見に行きました。風が吹いたら桜の花びらはまるで雨のように散りました。少し悲しかったですが、非常にきれいな場面でした。そして、休みの間に、北九州や北海道などのところに行って広島と異なる風景を見ました。各地の文化を体験する際には日本文化に対しての理解がより一層深まりました。そのほか、日本には人生で初めての野球を見ることやバイトすることなど、もう一生忘れられない貴重な思い出になりました。

●  広島市立大学ではどんな勉強をしましたか?授業を受けた感想を教えてください。
この一年間の間に様々な授業を受けてとても充実でした。前期に受けた授業の中で一番印象深いのはアカデミックという論文やレポートの書き方についての授業です。留学生に向けの授業なので、説明のペースもちょうどいいし、練習も個人個人の程度に合わせて丁寧に指導されました。後期に、非営利組織論という専門的な授業を受けました。それまで全然触れたことのない分野でしたが、授業の進め方はとてもはっきりして特に重視すべき点もその都度説明されました。日本語で専門的なレポートを書くのは難しかったですが、授業を通じて、非営利組織の知識に関して理解できて満足でした。そのほか、吉本先生の日本語授業も面白くて日本の社会文化や日本人の考え方などについていろいろ教えていただきました。もちろん、これらの授業以外も多くの授業を聞いて勉強になりました。ありがとうございます。

●  留学をした感想や、これから広島市立大学への留学を考えている学生にメッセージをお願いします。
交換留学生として、一年間の留学期間はとても長いと思う人がいらっしゃますが、個人的にはいい体験だと思います。日本のクラスはほとんど少人数のクラスなので、先生方との交流が多く取られます。また、グループワークが多いため、日本人の学生たちとの交流の機会も多いです。それゆえ、友達ができたり、話し合いしたりしてとても楽しい時間を過ごしました。その中で、大親友となる人もいるし、時々旅行したり、食事したりして困ったときにも頼りになります。一言でいうと、留学とは勉強、生活または友達ではないでしょうか。時には、レポートの締め切りに間に合わなくて焦ってしまった時期もありましたが、ちゃんと時間のバランスを調整して、自分自身に自信を持つとなんでも乗り越えます。


【関連リンク】


お問い合わせ先

国際交流推進センター(事務局本部棟1階)
TEL:082-830-1784
E-mail:iepc&m.hiroshima-cu.ac.jp
※E-mailを送付されるときは、&を@に置き換えて利用してください。