国際交流・留学 International exchange and study abroad

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受入留学生の体験記(2017年度 韓国・西京大学)

本学では海外の大学と学術交流協定を結び、交流・学生交換留学を推進しています。この度、本学に留学した学生から「留学体験記」の寄稿がありましたので紹介します。

NAMGUNG MYUNGILさん   [留学期間:2017年4月 ~2018年3月]

● 広島はどんな街でしたか?日本に留学中にどんな体験をしましたか?

私が最初、持っていた広島のイメージは都会のイメージでしたが、実際、到着してイメージと違い驚きました。田舎とも言えないが、都会ではない感じは十分魅力的でした。
 私はこの広島で一番良かったと思っているのは、みんな優しいことです。私は韓国で都会で生まれ、育ったので、結構、冷たい雰囲気を味わってきました。しかし、ここは、みんな優しくて、留学生のように見えたら、声をかけてくるなど、本当に優しい人が多かったです。都会では感じられないのをこの広島で感じることができました。
留学中の体験としては、私は部活動が一番、記憶に残ります。私はこの1年間、Regaloというアカペラサークルで活動をしました。最初は、2016年に韓国に来た留学生がお勧めしてくれて入ったサークルです。そのお勧めを信じて入ってよかったと思っています。6人で練習をするため、空きコマに集ままったり、昼休みも練習したりするのが、本当に楽しかったです。たまには、疲れるなと思いましたが、一生懸命に練習して舞台でみんなと歌うのも最高でした。留学生活を楽しく送ることができたのもこの部活のおかげだと思います。

● 広島市立大学ではどんな勉強をしましたか?

韓国から留学する前に勉強しようとしていた授業を全部、勉強することができました。その中で記憶に残る授業は前期にあった「基礎論文」授業、前期と後期に聞いた「日本語学・日本語教育学」です。まず、「基礎論文」の授業ですが、今まで日本語で論文を書いたことがないので、本当にいい経験になりました。「話し言葉は使ってはいけない」などのルールに従って論文を書くのは、難しかったですが、知らなかったことを学ぶので本当に楽しい時間でした。「日本語学・日本語教育学」はたぶん、一生、忘れられない授業だと思います。授業の内容としてじゃなく、先生から毎回呼ばれたり、日本の学生と仲良くなった授業だったからです。授業の内容は高校3年生の時、日本語の授業で全部学んだ内容なので難しくはありませんでした。性格上、知っているのを聞かれたら答えるので、武藤先生が質問したらいつも答えたので、たぶん、よく聞いてくれたのではないかと思います。そして、おかげさまで授業で私のことを知らない人が誰もいませんでした。私は知らないのに、相手は私のことを知っていて、むしろ、日本人の学生と近づきやすかった気がします。これら以外も、多くの授業を聞いて、色んなことを学びました。本当にありがとうございました。 

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市大の親しい友人らと

アカペラサークルの皆と

 

● 留学をした感想やこれから広島市立大学への留学を考えている学生にメッセージをお願いします。

私にとってこの留学は、自分の夢を叶うための第一歩でした。日本語実力の上昇はもちろん、日本人の友達作り、そして就職を決めたきっかけをくれたのがこの留学です。しかし、少し残念だと思っているのは、旅行をもっとすればよかったかもと思う点です。留学1年の間、1泊2日の短い旅行を3回行ってきました。留学する前は5回は行ってこようと思っていた私ですが、生活費を稼ぐことと、部活で精一杯でした。もし、留学を考えていらっしゃったら、バイトに集中するよりは学校の生活と旅行に集中した方がいいと思います。留学はあなたの見る世界をもっと広くしてくれると私は信じています。みなさん、頑張ってください。

 

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