国際交流・留学 International exchange and study abroad

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派遣留学の体験記 (中国・上海大学)

国際学部 国際学科  4年  大石 大貴さん

 中国・上海大学
[2018年3月 ‐2019年1月]

● 留学先大学の特徴とアピールポイント
上海は世界的な国際都市の1つということで、様々な国から色々な人が集まる場所です。そのような上海で学ぶことは自身の価値観を多様化させ、刺激を受けるいい環境であると思います。また、上海大学の中国語コースはAクラスからEクラスという細かなクラス分けがされているため、自分のレベルに合ったクラスで確実に自分のレベルを上げることができます。中間テストの成績がいいと上のクラスに移ることも可能なので、上のクラスに行くということをモチベーションに頑張ることもできると思います。授業以外にも試験対策の補講や太極拳の活動、学校主催の文化祭や旅行など様々なイベントが用意されているので、勉強だけではない思い出もたくさん作ることができると思います。


<大学付近の様子>

● 留学を振り返って、留学で得たものと今後の目標は何ですか?
そもそも私が中国への留学を決めた理由として、中国語の取得はもちろんですが、目標を達成するという成功体験を掴みたかったというものがあります。留学に行く前、私はある学生団体に所属していました。しかしそこで成果をあげることができず、目標を達成できないままその活動を終えてしまいました。そのような後悔があったため、この中国への留学では絶対に目標を達成させたいという強い想いがありました。結果として、当初の目標であったHSK(漢語水平考試)の6級に合格することができ、留学を通して目標を達成するという成功体験を得ることができました。またこの経験を踏まえて、これからも立てた目標を達成できるようにする、成果をあげ続けるようになる、ということを新たな目標として、環境は変わりますが頑張っていきたいと思っています。


<友人たちと>


<授業の様子>

● これから留学を希望する後輩へのメッセージ
留学というと語学や授業ばかりがフォーカスされがちですが、私は大学生の間に長期間海外に行き、そこで様々な人に出会えるという点を強調したいと思います。私は留学に参加してよかったと本気で思っています。もちろん、それは中国語のレベルを上げることができたからという理由もありますが、それ以上に留学先で知り合った多くの友達の存在があります。出会ってわずか1年程ですが、帰国する際にはみんな涙を流し再会を約束する。また帰国後も定期的にやり取りを続ける。1年というそう長くない期間でここまで深い関係を築くことができるというのはすごいことだと思います。また留学を通して、海外と関係のある仕事をしたいという自分の志向を再確認することができ、人生を変える経験にもなったと思います。留学期間は長いようで短く、一瞬で終わってしまいます。もし留学に行く場合は、一瞬一瞬を大事にし充実した生活を送ってください。

また、留学に参加したいけど卒業が遅れることを懸念している人がいるかもしれません。しかし留学という具体的な目的があるのであればマイナスになることはなく、むしろプラスになると思います。留学に参加したいけど金銭的な問題を懸念している人がいるかもしれません。しかし探してみると様々なタイプの奨学金制度があり、中には返金する必要のない奨学金もあります。留学をする上で障壁と思っていることは案外障壁ではない場合があると思います。私も留学を決めたとき、両親から反対されていましたが、自分の想いを丁寧に伝えたため最終的に留学を許可してもらいました。留学は本当に素晴らしい経験です。留学をしたいけど心配事がある場合は、国際交流推進センターの職員の方々をはじめ、実際に留学に参加した方々に相談してみてください。皆さんが留学を通して素晴らしい経験をすることを心から願っています。





<寮の様子>


<学食の様子>

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