学部・大学院
知能情報科学系

情報科学研究科( 博士後期課程)
情報科学専攻 知能情報科学系
人間の知的活動の原理を解明し、
情報処理の高度知能化や人間とコンピュータの協調を目指す
教育研究内容
知能ソフトウェア
人間や生物、さらに文字や数値からなる大量のデータやコンテンツに学び、人にやさしく知的で高度な情報システムないしその要素技術の研究開発を行います。人工知能やヒトの感性を扱う「知識・感性工学」、大量のデータやコンテンツからの知識発見やデータベースを高度化する技術を扱う「データ工学」、生物進化に基づく進化的計算や脳神経系に基づくニューラルネットワークなどを扱う「知能システム」の3つの専門分野からなります。
知能メディア
人間の知的なコミュニケーション行為において情報のやり取りに必須となる画像、映像、音声、テキストなどのメディア情報処理技術とその理論の研究開発を行います。人間とコンピュータ間の自然で高度なコミュニケーションの実現を目指す「ビジュアルコンピューティング」と「自然言語コミュニケーション」、さまざまなメディアにおける知識獲得や規則性の機械学習に関する理論と応用を目指す「知的メディア工学」と「パターン認識」の4つの専門分野からなります。
知能サイエンス
人間の知的能力を理解し実現するために必要となる数理モデル、解析モデル、アルゴリズムなどに着目した知能情報処理に関する基礎技術と理論の研究開発を行います。生物の進化や昆虫の群行動などに基づく最適化技術を研究する「計算知能」、データに潜む規則性を発見する統計的情報処理に基づくモデル化技術、数理モデル、データ解析技術などを研究する「パターン認識」の2つの専門分野からなります。
教員一覧
系・研究指導単位 | 担当教員 | 担当内容 |
知能ソフトウェア | 教 授:松原 行宏* | 教育支援システム及び感性工学における学習理論 |
教 授:田村 慶一* | 非構造化データからの知識発見とその工学的応用 | |
准教授:岩根 典之 | 教育・学習システムにおける知識表現モデルと知識獲得 | |
准教授:内田 智之 | グラフ理論に基づくデータベースからの知識発見システム | |
准教授:宮原 哲浩 | 知識発見における機械学習手法とグラフ理論の応用 | |
准教授:黒木 進 | 多次元データベースとその応用 | |
准教授:毛利 考佑 | 学習分析・教育データマイニングにおける教育・学習支援 | |
講 師:岡本 勝 | AR/VRを用いた学習支援手法およびシステム実装に関する研究 | |
知能メディア | 教 授:竹澤 寿幸* | 音声言語情報処理と自然言語処理 |
准教授:宮﨑 大輔 | コンピュータグラフィックスのための画像理解 | |
准教授:梶山 朋子 | 知的検索インターフェースと実社会データへの応用 | |
講 師:馬場 雅志 | 高精細コンピュータグラフィックス | |
知能サイエンス | 教 授:高濱 徹行* | 知的システムにおける知識表現と学習機構 |
教 授:三村 和史* | 確率的情報処理と情報統計力学 | |
教 授:百武 弘登* | 多変量統計解析、統計的多重比較 | |
教 授:原 章* | 生物的適応システムのモデル化とその工学的応用 | |
准教授:岩田 一貴 | 学習機械の確率的特性解析 | |
准教授:下川 丈明 | 数理モデルによるヒト行動モデリング及びデータサイエンス | |
准教授:鎌田 真 | 計算知能システムに関するモデリングと実データへの応用 |
授業科目の概要および担当教員については、令和4年4月1日現在のものです。(*︓主指導教員)